2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

英国はザカーエフをロシアに送還するか?

9月29日のインターファックス通信によると、駐英ロシア大使ユーリー・フェドトフは、英当局がザカーエフをロシアに送還するだろうとの見通しを語った。「6月のロンドンでの爆破事件に関連して、われわれは英国側に対して、チェチェン分離主義者のザカー…

「失踪」の新しい証拠を人権団体が発表

アムネスティ・インターナショナルとメモリアルの調査団は、チェチェンで明らかに組織的に行われている「失踪」と拷問、不正な裁判についての新しい証拠を発表する。この調査結果は、次週のロンドンでのヨーロッパ―ロシアサミットに向けて、9月30日(金)…

ロシア治安部隊が先に撃った――証言

北オセチア、ベスラン学校占拠人質事件犯人ヌルパシ・クラーエフの裁判が続いている。9月3日の治安部隊の突入のさい、当局側は「体育館の中で爆発があり、中から銃撃があったために突入した」としていたが、現場の近所に住んでいる市民、クズベク・トルビ…

週報

9月17−24日 アル・アルハノフ・親ロシア派大統領、ヨルダンとシリアに公式訪問。 9月20日 イングーシ・カラブラク村で警察官3人が射殺される。 9月21日 スイス・ベルンでチェチェンの数十の社会組織が集まり、フォーラムを開催。 9月22日 チ…

OSCEとチェチェン

今日この日の出来事とは関係ないのだが、OSCEのサイトで古い写真をみつけたので貼ります。The OSCE brokers peace in Chechnya, Russian Federation, in 1996. (OSCE)

「チェチェン独立は妥協しない」サドゥラーエフ発言

9月17日付けのチェチェンプレスによると、8月末にチェチェン独立派のサドゥラーエフ大統領は、抵抗部隊の兵士や<外国からの代表>たちに対するレクチャーを行なった。その中で同大統領は、「チェチェン人は決してチェチェンから去ることはない。われわ…

リトアニア司法、独立派Webサイトの閉鎖を支持

9月19日、リトアニア司法当局は、同国に置かれているチェチェン独立派のサイト「カフカス・センター」のサーバーの撤去は憲法に違反しないとの判断を下した。昨年チェチェンのバサーエフ司令官が北オセチア・ベスラン学校占拠事件に関与した件についての…

野戦司令官アフメド・アフトルハーノフ死亡

9月12日、独立派のアフメド・アフトルハーノフ司令官が、ロシア軍との戦闘中に死亡した。同司令官は2005年5月に東部戦線司令官に任命されていた。34歳。ジョハール・ドゥダーエフ初代大統領の警備、マスハドフ政権下での抵抗部隊指揮官を経験して…

「国際テロ組織のリストを作れ」ロシア外相発言

19日、第60回国連総会の場で、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、「すべてのテロリストと、テロ組織についてのリストを作成、公開すべきだ。アルカイダと関係があってもなくても、このリストから外すことはできない」とした上、ロシア政府としては「安…

ミハイル・トレパシュキン再逮捕

9月18日、元連邦保安局(FSB)将校で弁護士のミハイル・トレパシュキン氏が、ロシア当局に再逮捕された。同氏は、1999年のモスクワなどでのアパート連続爆破事件にロシア政府が関与した可能性を調査していた。トレパシュキン氏は、2004年3月…

新書プレゼント

昨年「信濃毎日新聞社」で連載していた原稿が集英社新書としてまとまりました。『フォトジャーナリスト13人の眼』(集英社新書 日本ビジュアルジャーナリスト協会編)です。 チェチェンの原稿と写真は4点入っています。ほかにも、イラク、パレスチナなど厳…