ロシア民主派、反政府の新しい運動を組織
昨日に続き、ロシア民主派の「連帯」運動について。共産党など、左翼党派はどうも加わっていないようで、そのあたりが気になります。
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2008.12.14 もうひとつのロシア発 ガルリ・カスパロフならびに民主派各党派は、12月12日金曜から土曜にかけて会合を持ち、平和的手段によって現在の非合法な政権を倒す運動を立ち上げた。
ロシアの40の地域から、200人以上の参加者を迎えてモスクワの郊外ヒムキで開かれたこの大会で、指導部が選出され、運動体の名称「連帯」と、ロック歌手ビクトル・ツォイの歌が、運動歌に決定された。連帯は、ポーランドの共産主義支配を終焉させた労働運動だ。
市民連合戦線の党首であるカスパロフは「プーチン＝メドヴェージェフ政権の改革は不可能であり、必要なのは完全な打倒だけだ」と断言。また、現在の状況については「経済・金融の危機によって、ロシアは破局の瀬戸際に立たされているにもかかわらず、政府は手をこまねいている」という考えを示した。
会場では、親政府派の若者グループが、チラシ撒きや発煙筒を使って集会を妨害した。一部では猿の衣装を来た若者がバナナを投げつけた場面もあった。金曜の集会のさいは、会場前に死んだ羊が投げ捨てられていた。羊にはシャツや帽子が着せられていて、それぞれ「連帯」と書き込まれていた。
