何が拉致問題の解決を阻んでいるのか マスメディアと日本政府、救う会、家族会の功罪を問う

2009年1月24日(土)18:45〜21:00
文京区民センター(3A会議室)
東京都文京区本郷4-15-14 都営地下鉄春日駅すぐ
参加費:会員・学生1000円、ビジター1500円、ワーキングプア(自己申告)1000円
※予約不要 ※どなたでも参加できます ※会場へのお問い合わせはご遠慮ください

ゲスト 蓮池透さん(拉致被害者家族連絡会元副代表)
1回日朝首脳会談から6年3カ月。拉致問題はいまだに解決に向けた交渉の糸口すらつかめず、完全に暗礁に乗り上げた形だ。米ブッシュ政権による北朝鮮テロ国家指定解除を受けても、「救う会」や拉致被害者家族の一部から日本による独自の追加制裁と対北朝鮮「テロ国家指定」を主張する声は鳴り止まない。北朝鮮に対する日本側の偏狭なナショナリズムは高まるばかりだ。北朝鮮側も過去の清算拉致被害者の帰国に際しての日朝間の約束を4度にわたって日本政府が違えたとして、不信感を募らせてきた。なぜ、お互いに怒りと憎しみをぶつけ合うようなことが続くのか。1月定例会では、拉致被害者家族連絡会元副代表の蓮池透さんをゲストにお招きします。蓮池さんからは、「救う会」とべったりの関係になりながら批判を恐れる余り、一方的な情報だけを垂れ流し真実を伝えてこなかったマスメディアと「救う会」の果たしてきた役割、出向元からのローテーションで拉致問題を担当してきた官僚の仕事ぶりを、「家族会」の見解と距離を置くようになった経緯も含め、拉致問題解決を阻んできた現場の実情として語っていただきます。あわせて拉致問題解決のために、過去の清算も含めた交渉のあり方についても言及していただきます。

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http://apc.cup.com/apc200901.pdf