2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

リトビネンコ事件:自国民の引き渡しにおけるロシアのダブルスタンダード

原文: http://www.rferl.org/featuresarticle/2007/07/bb5a26f3-ba8a-40ea-b358-8f4913779b38.html 2007年7月19日 ラジオ・リバティ ロシアは元ロシア情報局員のアレクサンドル・リトビネンコ暗殺事件の第一容疑者であるアンドレイ・ルボゴイの引き渡しを拒…

参議院を野党に − チェチェンの選挙の貴重さから考える

(大富亮/チェチェンニュース) じつは昨日、入院中の母の見舞いに行った。期日前投票のためだ。母は私の母なので、政治にはそれなりに意見がある。「病院で投票ができるけど、したい?」と聞けば、内心では面倒でも、「やるわよ」と言って、あとには引かない…

辺野古から緊急情報

21日、沖縄・辺野古への基地移設をめぐって、那覇防衛施設局に(環境アセスメント法を無視した)環境調査を委託されている業者の作業ダイバーが、移設反対派リーダーの平良夏芽牧師を海中で羽交い絞めにしてボンベのバブルを閉めたという事件が報道されまし…

『ロシア闇の戦争』書評

201×年、日本国内で大規模な連続テロが発生。日本中がパニックに陥る中、政府与党はテロを北朝鮮工作員の犯行と断定し、金政権への強硬政策を訴えて選挙に圧勝した。ところが、日本軍が北朝鮮に侵攻し、国民が戦争を支持するきっかけとなったテロ事件は、実…

【転送歓迎】チェチェンイベント情報 2007.07.20

http://chechennews.org/chn/0716event.htm (HTML版) 発行部数:1656部チェチェン紛争の情報+αを発信するメルマガです。 購読は無料です。 - INDEX * 編集室より * イベント情報 * 映画/写真展など - ■編集室より ますます充実のイベント情報をお送りします…

『コーカサスの金色の雲』著者プリスターフキン

『コーカサスの金色の雲』という小説がある。第二次大戦時、チェチェン人をはじめとした諸民族がスターリンによってカザフスタン等に強制追放されたが、その彼らのいなくなった土地にまた別の民族が移送され、この安易かつ非人道的な政策が現在にまで続く対…

日本はどのような「環境政策」を採るのか?

環境問題に関心をお持ちの皆様(重複お許しください。転送歓迎) 広島の西塔と申します。 人類が生き続けていける地球環境を守るためには、私たち「ひとりひとりの心がけ」ももちろん大切ですが、各国の「環境政策」が決定的に重要です。 日本はどのような「…

モスク立てこもり事件について

まるでベスランの再来だ、と思った。パキスタンの首都イスラマバードのモスク(ラル・マスジッド)に武装した神学生が立てこもっていた事件で、10日、軍が強行突入して「掃討作戦」を行い、100人を超える人々が死亡した。 私はパキスタンのことはあまり詳し…

ロシア、チェチェン穏健派を故意に殺害

2007年7月7日 Telegraph 原文: http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2007/07/07/wmoscow207.xml クレムリンがチェチェン戦争を長引かせるために故意に穏健な独立派を殺害したという訴えが、チェチェン共和国の前議会議長の失踪に対する責…

チェチェン情勢再び悪化

2007年7月5日、プラハ・ウォッチドッグ ウマルト・チャダーエフ 原文:http://www.watchdog.cz/?show=000000-000005-000004-000147&lang=1 チェチェンでは、最近独立派による大規模な攻撃が行われるという噂が流れている。 見せかけの平穏とのどかさの裏で、…

東京・大田区 「踊れ、グローズヌイ!」上映会

■東京・大田区 「踊れ、グローズヌイ!」上映会 大富亮(チェチェンニュース)が解説します。 日時: 8月11日(土) 午後2時〜4時30分 場所: 大田区生活センター http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/seikatsu_center/index.html 入場代:一般900円…

『ロシアン・ダイアリー』書評

生き続けるためには服従しなければならない。そんな光景がこの世界にはあふれている。つまり、反抗は死を意味するということだ。服従は必ずしも易々となされるのではない。苦しみ、痛み、悔しさ…数え切れないほどの涙を流し、叫び声を上げ、抱えきれないほど…

チェチェン人身元不明遺体は3000人以上

7月3日のイタルタス通信によると、親ロシア派チェチェン政権の人権委員会委員長、ヌルディ・ヌハジーエフは、モスクワの会議で「チェチェンの大量遺体遺棄現場には民間人と兵士合わせて3000人以上が埋められている」と語ったそうです。会議ではチェチェンで…

『ロシアン・ダイアリー』書評

「私にはすべてが見えている――『楽観的な予測』を喜ぶことができる人がいるなら、そうすればいい。そのほうが楽だから。でもそれは自分の孫への死刑宣告になる」 本書『ロシアン・ダイアリー』を読んでなお、私たちは未来の世代への死刑宣告を下すことができ…

訃報:渡辺紀子さん

日本でも最も古くからのチェチェン支援者の一人である、DEN(能と狂言の雑誌)発行人の渡辺紀子さんが、2007年4月に逝去されました。渡辺さんは、1996年の、チェチェン戦争が始まった当初から、寺沢潤世さん(日本山妙法寺僧侶)の、日本でのコンタクトパーソン…

謎の記者暗殺いずれも未解決

7/1 信濃毎日新聞 書評 池上彰 (TTさん、いつも情報ありがとうございます)