難民・人権
マルケーロフ弁護士の未掲載インタビュー スタニスラフ・マルケーロフがチェチェンから2002年の6月始めに戻ってきたときにとったインタビューを初めて掲載する。 そのときスタース(スタニスラフの愛称)はブダーノフ陸軍大佐を18歳のエリザ・クンガ…
アンドレイ・バビーツキー(プラハ・ウォッチドッグへの特別寄稿) スケープゴートにされた大佐 ロシアの政府や裁判所がブダーノフ大佐を早期釈放した動機は法的に疑問であり、道徳的にも筋が通っていないことが明らかである。ロシアに住む普通の人びとが、…
(2008年11月14日、ストラスブール、プリマニュース)ヨーロッパ人権裁判所は、2001年の10月27日にチェチェンで起こった民間人の殺害について、ロシア政府に責任があるとする判決を下した。 この事件は、2001年10月27日午後3時ごろ、3機の軍用ヘリコプターが…
(9/25 RIA Novosti) 9月4日、ヨーロッパ人権裁判所(ECHR)は、チェチェン戦争で誘拐・殺害された被害者の2家族からの訴えに関し、賠償として20万6千ドル(2千万円程)の支払いを、全判事一致の判決で命じたことが、25日になって明らかにされた。
7月19日、チェチェンに隣接するイングーシ共和国のマルゴベク地区サゴプシ村で、対テロ作戦が行なわれた。当局によると、この村でゲリラによるテロ活動が計画されていたと言う。イングーシの治安当局は、「サゴプシ村に隠れている非合法武装勢力が、イングー…
チェチェンの首都グローズヌイで、家族を誘拐された被害者の家族と、人権団体がデモ行進を行なった。要求は、被害者の捜索に政府は力を入れることで、参加者たちは「この問題が解決されるまで、デモ行進を続けたい」と語った。親ロシア派傀儡政権の公式発表…
(6/26 プラハ・ウォッチドッグ)1992年にポーランドに出国した、チェチェン 共和国独立貿易ユニオンの会長を務めたラムザン・アンプカエフ氏へのインタビュー。現在はチェチェンディアスポラのリーダーでもある。PW:あなたは長いことチェチェン戦争による移住…
――チェチェン式の対ゲリラ戦における殺害、拷問、失踪―― (Human Rights News2008年6月25日) ヒューマン・ライツ・ウォッチは今日発表したレポートの中で、チェチェンの軍事紛争は北コーカサス、特にイングーシに人権侵害と不安定を拡散させていると報告し…
(7/1 ロイター)チェチェン親ロシア政権の人権オンブズマン、ヌハジーエフ氏は、ロシア軍が殺害したとされる、300人のチェチェン市民の遺体遺棄についての捜査の開始を要求した。 ロシア軍は、チェチェン独立派に対する2度の戦争を行なっており、双方が人権侵…
(6/25 Anneli Ahonen / Helsingin Sanomat) 「戦争の被害者について語りたいと思います。戦争に遭遇し、家を棄てなければならない、ごく普通の人々の運命が、他の何より過酷なのですから」−アンゾール・マスハドフは6月にヘルシンキのスオメンリナで開かれた…
(インターファックス 6/20)ロシアの北コーカサス統合軍の司令官の最近の発言に対して、チェチェンの人権オンブズマン(親ロシア派)が批判している。これは、同軍のニコライ・シヴァク司令官の「チェチェンの住民は、分離主義者と戦うロシア軍に協力しようとし…
(グルジア・messenger.com.ge 6/23)グルジア司法省は、国内に滞在中のチェチェン難民に対して、グルジアのパスポートを発給していると明らかにした。 グルジア政府の市民登録局は、すでに昨年から現在までに、千人以上のチェチェン難民に、在留許可を発給し…
6月17日、チェチェンのウルスマルタン地区で、メモリアル人権センターの職員がロシア武力部局に拘束された。メモリアルのグロズヌイ事務所所長のシャフマン・アクブラトフによると、彼と3人の同僚たち(ザレマ・ムクシェヴァ、ミラーナ・ワハーエヴァ、ヤラギ…
(ロイター6月20日)民間人を中心とする、800人以上にのぼる遺体の遺棄現場が、チェチェンの首都グロズヌイで発見された。人権当局者が今日明らかにした。チェチェンにおける連邦の人権代表、ヌハジーエフ氏のスポークスマンはこう語る。「グローズヌイ市民の…
欧州議会の一部の議員たちは、人権団体「メモリアル」を、ノーベル平和賞に推薦しようとしている。メモリアルの活動が、北コーカサスの人権侵害の問題を活発に伝えてきたことによるものだ。 「メモリアルは、政治的な目的ではなく真実を追究してきた。ここで…
ポーランドにいる数千人のチェチェン難民のたった一つの夢は、西ヨーロッパにたどりつくことだ。とくに、2007年12月にシェンゲン協定エリアが拡大したフランスに行くこと。 「フランスに行きたいですね。ここにいる人はみんなそうですよ」と、40すぎのチェチ…
Prague Daily Monitor:6月3日、チェコ警察は、オーストリアとの国境付近で、若い4人のチェチェン難民(いずれも男性)を逮捕した。この事件はオーストリアとスイスで開催されたサッカー・ユーロ2008のための警備中に起こった。 チェチェン人たちは、オースト…
12日、ヘルシンキの裁判所は、同国の入管による、マリア・キルバッソワさんのロシアへの強制送還の処分に関し、キルバッソワさん側からの対抗手続きが終わるまで、凍結するという決定を出した。弁護士のヘルツバーグ氏はこの決定を賞賛した上で、これであと…
(タリン発AFP)フィンランドは、人権活動家のロシアへの送還をめぐって、おなじくEUに加盟しているエストニアからの非難にさらされることになった。「フィンランドでの動きは、EU全体の恥です。私たちが人権問題でどんな二枚舌を使っているかをさらけだしてい…
年老いたロシアの人権活動家、マリア・キルバッソワさん(67歳)に出された強制送還命令は、彼女の健康状態に鑑み、1週間猶予されることになった。 弁護士のレオ・ヘルツバーグによると、キルバッソワさんは強制退去命令への対抗手続きを、行政裁判所で起こす…
96年にチェチェン戦争の平和的解決を訴えて来日した、ロシア兵士の母親委員会代表(当時)のマリア・キルバッソワさんが、娘さんを頼ってフィンランドに渡ったものの、現地の当局から退去を要請されていたことがわかった。 現地紙などの報道を総合すると、2007…
スウェーデン最高裁判所は6月10日、ロシア政府によるチェチェン独立派戦士の引渡し要求を却下した。「問題の嫌疑はきわめて政治的なものだ」と、法廷は述べた。 引渡しを要求されていた男性(39)は、2002年の5、6月にかけて、国家公務員を殺害しようとして、…
6月初旬、チェチェンのグデルメスとヴェデノ地区で、数箇所の遺体遺棄現場が見付かっている。チェチェンの当局筋(親ロシア派)は、発見された遺体は、すべてヤマダエフ指揮下の「ヴォストーク部隊」による略式処刑の被害者だと断言している。 グデルメスで発…
(ヒューマンライツ/ウォッチなどの人権団体が、これまで31件にのぼるチェチェン問題に関するロシアの責任を認めた判決の活用についての声明を出しました。これによると、ヨーロッパ人権裁判所での判決は、<個々のケースでの補償をすればよいのではなく、…
各位先月4月20日、チッタゴン丘陵地帯のインド国境に程近いサジェクという辺境の地で襲撃事件が発生しました。先住民族の150〜200世帯ほどの家が被害の影響を受け、少なくとも77軒の家が全焼した模様です。現在も被害者には十分な支援物資が届いておらず、寺…
1995年の4月、ロシア軍はチェチェンのアチホイ・マルタン地区のサマーシキ村を包囲し、「掃討作戦」を行なった。非武装の住民たちが、レイプや虐殺の被害に遭った。いくつかの現地のNGOや著名人が、グローズヌイで会議を開くほかには、現在のチェチェン当…
ノーボエ・ブレーミヤ (New Times) 2008年2月4日 51号 アルミナ・バツダサリャン記者生き延びるために、チェチェン人はヨーロッパへ逃げる。ヨーロッパはあまり歓迎しているわけではないが、チェチェン人たちは難民キャンプに住む覚悟をしても、チェ…
在日チェチェン難民の遺体を家族に届けるためのお手伝いをしてくださった皆様へ おかげさまで、4月4日、私たちは、彼の遺体を東京からモスクワに送り、無事に遺族に届けることができました。遺族は、すでにチェチェンに入っており、本日から葬儀が行なわれま…
それにしても、中国の人権活動家への弾圧もすごいですね・・・。
北朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(ハンクネット・ジャパン)では、日本労働組合総連合会(連合)が行っている拉致問題の解決を求める葉書送付運動に対し、以下のように抗議しました。 - 日本労働組合総連合会御中 西暦2008年3月1日 北朝鮮人道支援ネット…