難民・人権

アムネスティ:表現の自由は市民社会の酸素である

ロシア大統領選挙の直前に出された、アムネスティの声明を紹介します。 全文は、こちらをお読みください: http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=446まず、選挙戦の前の様子は、こんな感じでした。 国会議員選挙及び大統領選挙への前…

チェチェン紛争で敵味方区別ない医療活動 ハッサン・バイエフ氏

http://christiantoday.co.jp/society-news-684.html からの転載です。 チェチェン紛争で敵味方区別ない医療活動 ハッサン・バイエフ氏 泥沼化したチェチェン紛争の最中、敵味方を区別しない医療活動を続け、多くの命を救い続けた戦場の医師ハッサン・バイエ…

チェチェンの子どもたちに対する米国の無償援助

原文: http://whoareamericans.com/2008/01/10/children-of-chechnya-charity/2008年1月10日/デイヴィッド ICCC(チェチェンの子どもたち国際委員会・本部マサチューセッツ州ケンブリッジ)は、チェチェン戦争の被害を受けた子どもたちのために、1996年に3名…

「オペレーション・スマイル」とは?

「オペレーション・スマイル」は、先天的な疾患や戦争などによって顔面や身体に障害を負った人々に対する修復外科手術を無償で行っている米国の人道医療NGOです。昨年は、ボリビアやブラジル、カンボジア、中国、コロンビア、エクアドル、パレスチナ、ロシア…

2008.01.31 ハッサン・バイエフ来日記者会見

本日、ハッサン・バイエフ医師が来日し、東京・春日で記者会見を行いました。取材に入ってくださったのは、読売新聞、朝日新聞、信濃毎日新聞、時事通信、あけぼの編集部、ロシア語通訳の方々です。以下に記者会見の内容をお伝えします。 当日の配布資料はこ…

戦場のチェチェン人医師、K.バイエフ氏からの現地報告(2)

最新ニュースレター 原文: http://www.chechenchildren.org/newsletter.html2008年1月 支援者のみなさま: チェチェンの情勢が近年改善してきているため、私はグローズヌイに2ヶ月間滞在して、現地の医療状況をモニタリングすることができました。私がチェ…

戦場のチェチェン人医師、K.バイエフ氏からの現地報告

原文: http://www.chechenchildren.org/newsletter.html 2007年9月 チェチェンのインフラを再建するための3つの新プロジェクト 支援者のみなさま: ICCC(チェチェンの子どもたち国際委員会)は、[チェチェン戦争によって]孤児[となった子どもたち]を引き取っ…

アレクサンドル・コピロフ記者の強制送還に反対の声を

カナダのトロントで難民申請中のロシア人ジャーナリスト、アレクサンドル・コピロフ氏が、1月23日(水)にもロシアに強制送還されようとしています。コピロフ記者は、プーチン政権を直接的に批判し、多くの政治活動に参加してきたため、ロシアに強制送還されれ…

難民審査の長期化に反対の声を!

日本で難民申請した外国人の審査期間が最長で9年を超え、8年以上かかっている申請者が4人もいることが明らかになりました。福島瑞穂議員(社民)の質問に対する政府の答弁書によると、今年10月1日時点で、一次の難民申請を却下され、異議を申し立てて、審理が…

北コーカサス:危機にさらされる人権活動家

原文: http://chechennews.org/dl/20071128amnesty.pdf [アムネスティ 11/28] はじめに: ロシア人ジャーナリストで人権活動家のアンナ・ポリトコフスカヤは、2006年10月7日、モスクワで暗殺された。ポリトコフスカヤは、北コーカサスの情勢を調査し、弱い…

エクパタ・キャンペーンのお願い

ジュマ・ネットからの転載です。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「エクパタ」とはベンガル語で「一葉のハガキ」という意味です。 2007年12月2日はバングラデシュ政府と先住民族リーダーが結んだ和平協定締結10周年を迎えます。しかし10年経った今も協…

入国外国人 きょうから指紋採取

2007年11月20日 東京新聞 テロ防止効果 米では疑問符 「テロとの戦い」を目的に、日本に入国する外国人に指紋や顔画像の提供を義務づけた新たな入国管理制度が二十日、全国の二十七空港と百二十六の港で始まる。米中枢同時テロ後に始めた米国に続く導入だが…

新入国審査 効果は

2007年11月19日 朝日新聞 指紋採取・顔写真撮影 あすから 日本に入国する外国人に指紋採取と顔写真撮影に応じることを義務づける制度が、20日から全国の27空港と126海港で一斉に始まる。入国時の指紋採取は米国に次いで世界で2カ国目。導入のきっかけは01年…

ロシア政府、チェチェン人からの三件の訴訟(欧州人権裁判所)で敗訴

原文: http://groups.yahoo.com/group/chechnya-sl/message/54093 2007年11月15日(木) 本日、欧州人権裁判所は、チェチェン人を原告とする三件の訴訟について、失踪と超法規的処刑、不法占拠および財産権の侵害を理由に、ロシア政府を批判した。ロシア司法…

クルド人難民認定訴訟 異例の和解勧告なぜ?

クルド人難民のムスタファさん家族の在留特別許可を求める署名はこちら: http://d.hatena.ne.jp/amm/20071003 クルド人難民のムスタファさん家族の在留特別許可を求めるネット署名はこちら: http://merufo.biz/form/mustafa/form.cgi ジランちゃん一家につ…

消えた軍隊:国連特別報告官、ビルマを訪問

12日に国連人権特別報告官がビルマ(ミャンマー)入りした状況を伝える"BurmaNet News"の記事を紹介します。以下のような日本の報道からは、あまり伝わってこないビルマの今について。 2007年11月12日 読売新聞 国連人権報告官がミャンマー入り、デモ弾圧状況…

オーストラリアの入管行政について

これまで日本の難民問題についていくつか取り上げてきましたが、今回はオーストラリアの入管行政をめぐるアムネスティの文書を紹介します。文書によると、オーストラリアは難民認定率が80%と、日本ではとても考えられないほど*1難民に対して開放的な国なの…

監視社会アメリカを報告 -500人に1人テロリスト?-

2007年11月1日の東京新聞より。 米国の国土安全保障省(DHS)がテロ対策名目で入国する外国人に生体情報(指紋と顔情報)提供を義務づけた「USビジット」(米国訪問者・移民現況表示技術、USV)の日本版が、十一月にスタートするが、「USVは役に立たない」と…

ロシア・チェチェン友好協会、フィンランドで復活

2007年10月31日 Caucasian Knot 10月30日、ロシア・チェチェン友好協会がフィンランドで正式に登録された。

「トヨタの闇?利益2兆円の犠牲になる人々」発刊のお知らせ

ジャーナリストの林克明さんの新しい著書です。これは面白そう、、、。 マスコミ最大最強のスポンサーはトヨタです。「世界一のトヨタ」を礼賛する本がちまたに溢れていますが、今回出版した『トヨタの闇?利益2兆円の犠牲になる人々』(ビジネス社刊 渡邉正…

ティン・ナインさん一家に特別在留許可!

10月4日のイベント情報で皆さんに署名のお願いをしたティン・ナインさん一家に、本日1年間の在留特別許可が下りました。今回の判断は、最近のビルマ(ミャンマー)情勢の悪化を受けたものと思いますが、民主党の今野東議員が入管行政に働きかけてくれたこと、…

労働契約法を知っていますか?

思いっきり番外編なのですが、Tさんよりいただいた緊急情報を紹介します。11月15日(木)、衆議院の厚生労働委員会で、「労働契約法」という法案が強行採決されようとしています。労働契約法とは、一言でいうと、企業が一方的に定める就業規則に法的な規範を…

Yahooクイズ: 日本の難民認定、1982年以来何件?

一昨日からyahooクイズというサイトで、「日本の難民認定は何人??」というものが掲載されています。 http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizvotes.php?poll_id=1420&qp=1&typeFlag=3 何でこのタイミング?という感じですが、私としては、どうもクイ…

トルコ国籍クルド人が難民認定されない理由

2007年8月19日の東京新聞より。 日本、800人申請も認定ゼロ 日本で難民認定を求めるトルコ国籍クルド人への冷遇が続いている。もともと日本の難民認定数は他先進国と比べてけた違いに少なく、国際的な批判を浴びている。だが、それにしても申請者の二割弱を…

国会でクルド難民問題が審議されました!

10月30日の参議院法務委員会で、クルド難民問題が審議されました。質問者は、「クルド人難民二家族を支援する会」をサポートしてきた民主党の今野東議員。これに、「法相が絡まなくても、自動的に客観的に進むような方法を考えてはどうか」、「私の友人の友…

司法改革の行方

2007年10月24日 ラジオ・リバティ クレール・ビッグ ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、ロシア最高裁判所のヴャチェスラフ・レベジェフ長官をクレムリンに招いて、10月初旬にテレビ会見を行った。 プーチンとレベジェフは、基本的な法的権利と人権が侵…

ビルマ(ミャンマー):「魔女狩り」と暴力的な弾圧に関する最新のビデオ

「身内の釈放を望む家族から警官が金銭を要求しているのを目撃しました。他 にも、通勤や登校途中の若者も、職務質問をされるだけでなく、金目のものを盗ら れているのです」。 ―― 10月13日に逮捕される直前の著名な活動家ミイミイの証言。 アムネスティは本…

「ただ拷問から逃れること―それだけを考えていた」

2007年10月24日 ラジオ・リバティ クレール・ビッグ アレクセイ・ミヘエフが、身に覚えのない犯罪を自白するために必要だったのは、警察による9日間の拷問だった。 殴打と電気ショックに耐えられなくなり、ミヘエフは、故郷のニジニ・ノブゴロドで車に乗せた1…

「単一文化、単一民族」:外国人お断り

人口と労働力が減少しているにもかかわらず、日本は移民や難民の受け入れに冷淡である。ジェフリー・ヨーク 2007年10月9日 Globe & Mail 東京―デニズ・ドーガンさんは、生まれ故郷のトルコの村で、長年差別と迫害を受けてきた。デニズさんは少数派のアレビ派…

ミャンマー人 相次ぐ難民認定破棄

東京新聞 2007年10月12日 ミャンマー情勢が緊迫し、世界の耳目を集める中、東京高裁で九月下旬、先進国としての国際認識を疑われかねない不可解な判決が二件相次いだ。いずれも東京地裁で難民と認定されていたミャンマー人に対し、帰国しても迫害を受ける可…