国際

チェチェン戦争の現実を伝える写真展がプラハで開催

http://www.rferl.org/Content/Graphic_Chechen_War_Photo_Exhibit_Opens_In_Prague/1351058.html(右の写真は、展示を見るハヴェル元大統領) プラハにある元チェコ大統領のヴァーツラフ・ハヴェル・ライブラリーで、論争を呼ぶ写真展が開催された。そこで…

ディアスポラのチェチェン

(6/26 プラハ・ウォッチドッグ)1992年にポーランドに出国した、チェチェン 共和国独立貿易ユニオンの会長を務めたラムザン・アンプカエフ氏へのインタビュー。現在はチェチェンディアスポラのリーダーでもある。PW:あなたは長いことチェチェン戦争による移住…

「リトビネンコ事件捜査は終了しない」英首相G8サミットで

(7/11 AFP)イギリスのブラウン首相は7月10日、G8サミットでのロシアのメドベージェフ大統領との会談で、リトビネンコ毒殺事件について、「捜査はまだ終了しない」と伝えたことを明らかにした。一方でこの会談のあとロシア外務省筋は<両国関係の正常化のため…

「リトビネンコ事件はロシア政府に責任あり」イギリスの元高官が語る

(7/8 Daily Mail)7日夜に、ディム・ポーリーン・ネビル・ジョーンズ元イギリス合同情報委員長(JIC)は、リトビネンコの殺害犯がロシア政府であるという情報リークについて、「ロシアが罪を犯していないなどとは言えない」として支持した。同氏は情報活動の専…

「ポリトコフスカヤ殺害犯はヨーロッパにいる」ロシア政府が主張

(7/1 BBC) ロシアのジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤを殺害した人物はヨーロッパに逃亡したと、ロシア政府当局者が主張しはじめている。アンナ・ポリトコフスカヤは有名なロシア政府の批判者で、2006年10月7日にモスクワの自宅で殺害された。犯人は…

「西側には失望した」マスハドフの息子アンゾールが語る

(6/25 Anneli Ahonen / Helsingin Sanomat) 「戦争の被害者について語りたいと思います。戦争に遭遇し、家を棄てなければならない、ごく普通の人々の運命が、他の何より過酷なのですから」−アンゾール・マスハドフは6月にヘルシンキのスオメンリナで開かれた…

グルジアのチェチェン難民、パスポート取得可能に

(グルジア・messenger.com.ge 6/23)グルジア司法省は、国内に滞在中のチェチェン難民に対して、グルジアのパスポートを発給していると明らかにした。 グルジア政府の市民登録局は、すでに昨年から現在までに、千人以上のチェチェン難民に、在留許可を発給し…

「メモリアル」職員に対する脅迫

6月17日、チェチェンのウルスマルタン地区で、メモリアル人権センターの職員がロシア武力部局に拘束された。メモリアルのグロズヌイ事務所所長のシャフマン・アクブラトフによると、彼と3人の同僚たち(ザレマ・ムクシェヴァ、ミラーナ・ワハーエヴァ、ヤラギ…

欧州議員、「メモリアル」をノーベル平和賞に推薦

欧州議会の一部の議員たちは、人権団体「メモリアル」を、ノーベル平和賞に推薦しようとしている。メモリアルの活動が、北コーカサスの人権侵害の問題を活発に伝えてきたことによるものだ。 「メモリアルは、政治的な目的ではなく真実を追究してきた。ここで…

「フレンチ・ドリーム」を追うチェチェン難民

ポーランドにいる数千人のチェチェン難民のたった一つの夢は、西ヨーロッパにたどりつくことだ。とくに、2007年12月にシェンゲン協定エリアが拡大したフランスに行くこと。 「フランスに行きたいですね。ここにいる人はみんなそうですよ」と、40すぎのチェチ…

オーストリア国境でチェチェン難民4人が逮捕された

Prague Daily Monitor:6月3日、チェコ警察は、オーストリアとの国境付近で、若い4人のチェチェン難民(いずれも男性)を逮捕した。この事件はオーストリアとスイスで開催されたサッカー・ユーロ2008のための警備中に起こった。 チェチェン人たちは、オースト…

キルバッソワさんの強制送還、数ヶ月先に延期

12日、ヘルシンキの裁判所は、同国の入管による、マリア・キルバッソワさんのロシアへの強制送還の処分に関し、キルバッソワさん側からの対抗手続きが終わるまで、凍結するという決定を出した。弁護士のヘルツバーグ氏はこの決定を賞賛した上で、これであと…

エストニア、キルバッソワ事件をめぐってフィンランドを批判

(タリン発AFP)フィンランドは、人権活動家のロシアへの送還をめぐって、おなじくEUに加盟しているエストニアからの非難にさらされることになった。「フィンランドでの動きは、EU全体の恥です。私たちが人権問題でどんな二枚舌を使っているかをさらけだしてい…

人権活動家、フィンランドから強制送還の危機

年老いたロシアの人権活動家、マリア・キルバッソワさん(67歳)に出された強制送還命令は、彼女の健康状態に鑑み、1週間猶予されることになった。 弁護士のレオ・ヘルツバーグによると、キルバッソワさんは強制退去命令への対抗手続きを、行政裁判所で起こす…

マリア・キルバッソワさんがフィンランドで強制送還の危機に

96年にチェチェン戦争の平和的解決を訴えて来日した、ロシア兵士の母親委員会代表(当時)のマリア・キルバッソワさんが、娘さんを頼ってフィンランドに渡ったものの、現地の当局から退去を要請されていたことがわかった。 現地紙などの報道を総合すると、2007…

スウェーデン司法、独立派の引渡しを拒否

スウェーデン最高裁判所は6月10日、ロシア政府によるチェチェン独立派戦士の引渡し要求を却下した。「問題の嫌疑はきわめて政治的なものだ」と、法廷は述べた。 引渡しを要求されていた男性(39)は、2002年の5、6月にかけて、国家公務員を殺害しようとして、…

ヨーロッパ人権裁判所は、チェチェン人の最後の希望−EUは判決を活用して人権侵害の根絶を

(ヒューマンライツ/ウォッチなどの人権団体が、これまで31件にのぼるチェチェン問題に関するロシアの責任を認めた判決の活用についての声明を出しました。これによると、ヨーロッパ人権裁判所での判決は、<個々のケースでの補償をすればよいのではなく、…

アブハジア紛争問題、ソチオリンピックに影響か? EUの外交活動活発化

ロシアに対するEUの圧力が強まる中、EU弁務官は、最近のグルジア内部の独立志向地域であるアブハジアでのロシア政府の行動が、2014年のソチオリンピックを脅かすものになるとの見方を明らかにした。 EUのベニータ・フェレロ・ワルドナー対外弁務官は、ロシア…

転載:排外主義を煽る葉書署名活動中止の申し入れ

北朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(ハンクネット・ジャパン)では、日本労働組合総連合会(連合)が行っている拉致問題の解決を求める葉書送付運動に対し、以下のように抗議しました。 - 日本労働組合総連合会御中 西暦2008年3月1日 北朝鮮人道支援ネット…

英ゴードン首相、リトビネンコ問題をめぐってロシア批判

AP通信によると、2月8日、イギリスのゴードン・ブラウン首相は、ロンドンで殺害された元FSB士官アレクサンドル・リトビネンコ氏の事件に関与していると見られる、アンドレイ・ルゴボイ容疑者の引渡しをロシア側が拒否している件を批判した。 ブラウン首相は…

エクパタ・キャンペーンのお願い

ジュマ・ネットからの転載です。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「エクパタ」とはベンガル語で「一葉のハガキ」という意味です。 2007年12月2日はバングラデシュ政府と先住民族リーダーが結んだ和平協定締結10周年を迎えます。しかし10年経った今も協…

入国外国人 きょうから指紋採取

2007年11月20日 東京新聞 テロ防止効果 米では疑問符 「テロとの戦い」を目的に、日本に入国する外国人に指紋や顔画像の提供を義務づけた新たな入国管理制度が二十日、全国の二十七空港と百二十六の港で始まる。米中枢同時テロ後に始めた米国に続く導入だが…

新入国審査 効果は

2007年11月19日 朝日新聞 指紋採取・顔写真撮影 あすから 日本に入国する外国人に指紋採取と顔写真撮影に応じることを義務づける制度が、20日から全国の27空港と126海港で一斉に始まる。入国時の指紋採取は米国に次いで世界で2カ国目。導入のきっかけは01年…

ロシア政府、チェチェン人からの三件の訴訟(欧州人権裁判所)で敗訴

原文: http://groups.yahoo.com/group/chechnya-sl/message/54093 2007年11月15日(木) 本日、欧州人権裁判所は、チェチェン人を原告とする三件の訴訟について、失踪と超法規的処刑、不法占拠および財産権の侵害を理由に、ロシア政府を批判した。ロシア司法…

消えた軍隊:国連特別報告官、ビルマを訪問

12日に国連人権特別報告官がビルマ(ミャンマー)入りした状況を伝える"BurmaNet News"の記事を紹介します。以下のような日本の報道からは、あまり伝わってこないビルマの今について。 2007年11月12日 読売新聞 国連人権報告官がミャンマー入り、デモ弾圧状況…

監視社会アメリカを報告 -500人に1人テロリスト?-

2007年11月1日の東京新聞より。 米国の国土安全保障省(DHS)がテロ対策名目で入国する外国人に生体情報(指紋と顔情報)提供を義務づけた「USビジット」(米国訪問者・移民現況表示技術、USV)の日本版が、十一月にスタートするが、「USVは役に立たない」と…

ロシア・チェチェン友好協会、フィンランドで復活

2007年10月31日 Caucasian Knot 10月30日、ロシア・チェチェン友好協会がフィンランドで正式に登録された。

ビルマ(ミャンマー):「魔女狩り」と暴力的な弾圧に関する最新のビデオ

「身内の釈放を望む家族から警官が金銭を要求しているのを目撃しました。他 にも、通勤や登校途中の若者も、職務質問をされるだけでなく、金目のものを盗ら れているのです」。 ―― 10月13日に逮捕される直前の著名な活動家ミイミイの証言。 アムネスティは本…

インド平和大行進からの手紙

南無妙法蓮華経 合掌 (船中で出会った「太子」さんという友人への手紙です) インドの非暴力抵抗運動の一端を記してあります。チェチェン関係の皆さんにも知って欲しく思います。十一月十四日にはキルギスやウクライナの閣僚級の人が参ります。アーラ・ドゥダ…

ミャンマー:軍政とビジネス

フランス石油メジャーのトタル社が、ビルマへの新規投資を控えるよう求めたフランス政府に反発し、「住民がさらに困窮するリスクは受け入れがたい」という声明を発表したという[朝日新聞 10/08]。トタル社は、ビルマ南部のパイプライン建設事業に参加して、…