独立派

現地住民はヴェデノでの戦闘の死者を高く推測

(6/28 Caucasian Knot) チェチェンのヴェデノ地区の住民は、ここ数日間の親ロシア派と独立派武装勢力との戦闘による死者は、親ロシア派の発表によるものよりかなり高いと見ている。「かなり激しい戦闘の音が聞こえました。親ロシア派の兵士が何十人も死傷し…

「百人以上の傀儡派を殲滅」カフカスセンター報道

独立派の過激勢力を代表するサイト、カフカスセンターによれば、6月末に、チェチェン南部のヴェデノと中部のウルスマルタンで大規模な戦闘が発生した。6月27日夜、独立派ゲリラはダルゴ村付近でカディロフツィ(親ロシア傀儡政権の部隊)を待ち伏せ攻撃し、数…

「西側には失望した」マスハドフの息子アンゾールが語る

(6/25 Anneli Ahonen / Helsingin Sanomat) 「戦争の被害者について語りたいと思います。戦争に遭遇し、家を棄てなければならない、ごく普通の人々の運命が、他の何より過酷なのですから」−アンゾール・マスハドフは6月にヘルシンキのスオメンリナで開かれた…

南部ベノイ・ヴェデノを独立派が短時間占領、行政府関係者を襲撃

(独立派ゲリラが、現地の傀儡政府関係者に対して、懲罰者的に振舞っていることがわかる報道。05年にアンドレイ・バビツキー記者が「独立派ゲリラはいわば野戦警察官といえる役割を担っている」と発言した内容に近い事件が発生している) チェチェン親ロシア派…

スウェーデン司法、独立派の引渡しを拒否

スウェーデン最高裁判所は6月10日、ロシア政府によるチェチェン独立派戦士の引渡し要求を却下した。「問題の嫌疑はきわめて政治的なものだ」と、法廷は述べた。 引渡しを要求されていた男性(39)は、2002年の5、6月にかけて、国家公務員を殺害しようとして、…

チェチェン議会による法令

2007年11月14日 チェチェンプレス 公式情報部門 原文: http://www.chechenpress.co.uk/english/news/2007/11/19/02.shtmlイチケリア・チェチェン共和国(独立派。以下ChRI)議会報道部は、ChRI議会による以下の新たな法令を告示する。 法令3-B 慈悲深く慈愛あ…

中東からの財政支援の増額を目論むウマーロフ

2007年11月5日 チェチェン・プレス アンドレイ・スミルノフ 原文: http://jamestown.org/chechnya_weekly/article.php?articleid=2373749 先月、ラマダンに先立って、チェチェン・コーカサス独立派の指導者ドック・ウマーロフは、北コーカサス反乱軍とその…

ビデオ声明:チェチェン独立派指導者、欧米への「ジハード」を宣言

2007年11月1日 ラジオ・リバティ Liz Fuller & Claire Bigg チェチェン独立派指導者ドック・ウマーロフは、抵抗運動の敵を、ロシア治安部隊から、米国と英国、イスラエルに広げ、そうした諸国に対して「聖戦」を仕掛けることを宣言した。ラジオ・リバティに…

チェチェン独立派指導者、大統領権限を剥奪される

ラジオ・リバティ 2007年11月7日 Vol.11, No.207, Part 1 チェチェン独立派亡命議会は、11月6日、チェチェン独立派大統領兼抵抗指導者、ドック・ウマーロフの大統領権限を正式に剥奪したという声明をchechenews.comに発表した。

「コーカサス首長国」宣言:チェチェン市民の反応は?

ルスラン・イサーエフ原文: http://www.watchdog.cz/?show=000000-000004-000001-000214&lang=1 チェチェン独立派指導者による「コーカサス首長国」宣言は、かなり以前から予想されていたものだった。以前から、ゲリラたちはカスピ海から黒海におよぶ領域を…

ヤマダーエフ部隊の配下20名以上がチェチェンから逃亡

チェチェンプレス 2007年10月17日 元ヤマダーエフ部隊「ボストク(東)」の隊員20名以上が、数ヶ月前にカディーロフ部隊の「石油連隊」(グデルメス地区のジャルカ村に駐屯)に寝返り、さらに10月初頭、チェチェンから逃亡した。「カフカス・センター」が報…

独立派、北コーカサス山岳部で勢力を拡大

2007年9月5日 The JAMESTOWN FOUNDATION 原文: http://jamestown.org/edm/article.php?article_id=2372394 この夏、北コーカサスの反乱軍の活動が激化してきた。現在、激しい交戦は一部の地域に限られている。けれども、ダゲスタンやチェチェン、イングーシ…

アブハジア紛争におけるチェチェンの役割

August 15th 2007 - Prague Watchdog / Oleg Lukin Chechen role in the 1992-3 Georgian-Abkhazian war アブハジア紛争におけるチェチェンの役割 15年前の1992年8月、グルジアとアブハジアの間に戦争が勃発した。当時のグルジア議会議長(当時以下同様)エド…

ドック・ウマーロフ、グロズヌイで作戦会議

カフカスセンターによると、チェチェン独立派のドック・ウマーロフ大統領は、8月4日、首都グロズヌイに入り、独立派のチェチェン軍中央戦線に所属するアブバカール・バサーエフ司令官らと会議を開いた。 ウマーロフは警護部隊とともにグロズヌイのいくつかの…

 ザカーエフへのインタビュー

Q:「チェチェン抵抗運動に影響を与えかねないコソボ問題、それから、ロシアとヨーロッパの緊張関係についてご意見をお伺いします。国際社会は―コソボ独立承認に関してロシアの介入を排除しようとしていますが―いずれチェチェンの独立を支持しようとするでし…

カディロフ大統領代行指名はOK:ザカーエフ(追加)

ザカーエフは、ラムザン・カディロフの大統領代行指名を基本的に歓迎しているが、独立派のカフカスセンターは、「プーチンが(アルハノフよりも)さらに残虐な操り人形を大統領にした」と批判的に報じている。 http://www.kavkazcenter.com/eng/content/2007…

チェチェン・ドキュメンタリー

YouTubeで公開されているチェチェン・ドキュメンタリーです。 http://www.youtube.com/watch?v=qM6n3BGRNTo2003年9月、北オセチア・ベスラン学校占拠事件後に撮影された映像で、主に独立派ゲリラたちの声が紹介されています。以下に一部を紹介します。「・・…

元独立派が語るチェチェン情勢

マスハードフ大統領時代の独立派防衛大臣、マゴメッド・ハンビーエフが、ラジオ・リバティのインタビューに応じて、チェチェン情勢について語った。ハンビーエフは、親族を何十人も人質に取られて、ロシア側に降伏したチェチェン独立派の一人。現在、親ロシ…

独立派大統領の兄、親ロシア派政権の手に

8月18日、「チェチェン独立派大統領、ドク・ウマーロフが投降」という衝撃的なニュースが、ロシアのメディアで取り上げられた。だが、チェチェン親ロシア派首相のラムザン・カディーロフ筋によるこの情報は、後に誤報だということが判明。自主的に投降を申し…

武装解除、カディーロフ勢力の弱体化 (1)

ロシア政府がチェチェン独立派に降伏を呼びかけてから1ヶ月。政府は投降した独立派戦闘員に対する「恩赦」を宣言し、すでに80名以上の戦闘員が投降していると言われているが、その実態はどうなっているのだろうか。チェチェン、イングーシ、ダゲスタンの現地…

ご投降は計画的に・・・

8月8日、チェチェン親ロシア派政権大統領のアル・アルハーノフは、政府が「恩赦」を宣言したことによって、すでに84名の独立派戦闘員が投降したと語った(8月8日付 ラジオ・リバティ)。「恩赦」というのは、ロシア政府がバサーエフの死を受けて独立派に呼び…

バサーエフとは誰だったのか −チェチェン市民の声−

「確かにバサーエフは人質を取ったこともありました。けれど、ロシア軍も同じことをしてきたのではないですか?・・・今、バサーエフを非難したり賞賛したところで意味はありません。彼にとっては、こうした方法でロシアに対して戦いを続ける以外に選択肢は…

ロシア当局、チェチェン独立派に武装解除を要求

ロシア連邦保安局(FSB)の長官が、チェチェン・ゲリラに対して、8月1日までの武装解除と投降を要求した。一方、チェチェン独立派政権は、戦争の継続を唱えながら、G8サミットに対する声明の中でロシアに対する即時無条件の交渉の開始を要求している。だが、…

バサーエフの死、終わらない戦争

ロシア最大のお尋ね者であったチェチェン野戦司令官シャミーリ・バサーエフが、7月9日死亡した。バサーエフは、チェチェン独立運動の過激派を代表する存在であり、ベスラン学校占拠事件を含め、ロシアに対する数多くの大規模なテロ攻撃への関与を表明してき…

バサーエフは事故死したのではないか?

「イングーシでバサーエフが殺害されたことによって、テロリストどもにとって安住の地などないこと、そして、テロリストどもにとって戦わずに済む場所などどこにもないことが証明された」(アル・アルハーノフ) 「彼を殺したのが自分でなかったのが残念だ」…

バサーエフの死が意味するもの

チェチェン独立派最強硬派のシャミーリ・バサーエフ野戦司令官が、7月10日、イングーシ共和国で死亡した。ロシア当局は、バサーエフの死を「対テロ作戦」の成果(要するに殺害)として発表しているが、チェチェン戦争の継続を望んできたロシア当局と利害を共…

バサーエフの死がモスクワの運命を決定する

シャミーリ・バサーエフの死はロシアに何をもたらすのか? ラジオ・リバティのリズ・フューラー記者による分析。

ザカーエフ:シャミーリ・バサーエフの死を語る

チェチェン独立派外相のアフメッド・ザカーエフは、7月10日、ラジオ・リバティのインタビューに応じて、シャミーリ・バサーエフの死について語った。対ロシア最強硬派野戦司令官の死がチェチェン情勢の行く末に様々な憶測を生む中で、ザカーエフは彼の死によ…

シャミーリ・バサーエフ:「(チェチェン戦争の)戦略的勝利は我々の手中にある」

カフカスセンター http://www.kavkazcenter.com/eng/content/2006/01/12/4362.shtml2006年1月12日 チェチェン共和国(イチケリア)政府の第一副首相の座にあり、(チェチェン国家防衛評議会)軍事委員会―マジュリス・アル・シュ―ラ(諮問評議会)―代表を兼務…

「チェチェン独立は妥協しない」サドゥラーエフ発言

9月17日付けのチェチェンプレスによると、8月末にチェチェン独立派のサドゥラーエフ大統領は、抵抗部隊の兵士や<外国からの代表>たちに対するレクチャーを行なった。その中で同大統領は、「チェチェン人は決してチェチェンから去ることはない。われわ…