ドック・ウマーロフ、グロズヌイで作戦会議

 カフカスセンターによると、チェチェン独立派のドック・ウマーロフ大統領は、8月4日、首都グロズヌイに入り、独立派のチェチェン軍中央戦線に所属するアブバカール・バサーエフ司令官らと会議を開いた。

 ウマーロフは警護部隊とともにグロズヌイのいくつかの地区を視察し、プレスビルに隣接する場所で、ウマーロフはグロズヌイの住民数十人と会い、質問に答えるなどしたという。
 ウマーロフの出現は、ロシア側と親ロシア派の間に混乱を生み出した。また、独立派による首都での作戦開始のうわさが、これに拍車をかけている。ロシア軍は、装甲車や輸送部隊をハンカラやシェイフ・マンスール空港から移動させ、各道路の警備を強化し始めた。

 チェチェン軍参謀部の消息筋は、「ムジャヒディーンの各部隊は春季―夏季作戦計画に基づいて行動を続ける」とだけコメントし、グロズヌイでの作戦開始の予定を認めていない。

 原文
http://groups.yahoo.com/group/chechnya-sl/message/53247
http://www.chechenpress.info/events/2007/08/06/04.shtml