2009-01-01から1年間の記事一覧

ものを描くことからはじめている以上、私の絵はみんな、「具象画」なのかもしれない。写実のエッセンスが、いくらかは残っているのだろう。海の水を薄めても、やはり汽水ではあるように。すくなくとも、ものを描く─愚直にデッサンをすることから始めたのは事…

展覧会を開きます。

2009年10月6日(火)〜11日(日)まで、川崎市のアートガーデンかわさきで個展を開きます。 質的に異なる生活 大富 亮 アトリエ展開催にあたって 『質的に異なる生活 大富亮アトリエ展』 会場 アートガーデンかわさき 第2展示室(川崎駅東口タワー・リバーク3F)…

こういうかんじです

「愛をこめて言いたい。創造することは抵抗することだ。抵抗することは創造することだ」

作者は観者に、

「ここまでおいで」と挑発する。観者は作品の世界を感じ、解読することで入り込みながら、作者も知らずにいたことを知る。出発点と、挑発的な結論の間のプロセスを共同して作ることが、作者の示した「結論」を越えた命を、作品に吹き込む。

「痩せた男の言うことは、一から十まで度し難い」。

「周辺」は反包囲の起点。

「日本語」の反対語は「ブラジル語」。

未来は排除された人の手にある。

[イベント]「終焉に向かう原子力」(第8回)反原発・反再処理工場 7.4講演と映画の集い第1部ビデオ上映会 10:00〜12:00 「なぜ警告を続けるのか」他3本 第2部■映画「六ヶ所村ラプソディー」上映 13:00〜15:00

[イベント] キューバ革命50周年記念集会 キューバ革命が切り開いたラテンアメリカの現在 今年は、キューバ革命50周年に当たります。私たち「キューバ連帯の会」は、昨年12月7日に、伊藤千尋さんをお呼びして、「キューバ革命50周年記念イベント」を行ないま…

「声」なくしては私たちは一歩も進めない。歴史にかかる研究の成果を「知識」と呼ぶなら、「声」と「知識」は切り結べ。

連続体の一部分を、心が切り取るものが絵画、つまり窓。言葉は、窓の置かれた場所を教えればいいではないか。

5/30 広瀬隆講演会 「二酸化炭素温暖化説はなぜ崩壊したか エネルギー消費の正しい解決のために」 ほとんどの人は、現在の地球は、人間による二酸化炭素の排出量が多すぎるために、温暖化が進んでいると信じこまされてきましたが、今やこの仮説は科学者のあ…

私の紛れ込んだ世界の通貨は言葉だった。言葉は世界を変えることができる。だから言葉は希望であり、希望は厭世を打ち払うものだから、私は必然的に今の地点にたどり着き、絵をどこかに置き忘れた。

移転します

長らくこのサイトでは、「チェチェン総合情報」の補完的存在としてチェチェン問題についての情報を取り扱ってきましたが、今後は「チェチェン総合情報 Annex」に移転します。チェチェンとあまり関係ないニュースは、このウェブログで更新していくと思います…

熱にうかされたように

思い入れを持つようなことは、たいてい一時的なものなので、少しづつ冷めていく。かえって、後から考えると思い出すのが恥ずかしいくらい、つまらない記憶になることもある。 けれども、ある思い入れを行動の根底に置く時期を生きることは、その人にあとあと…

現し世でない場所を信じることができない人には、

金は現し世のもの。人はそれに左右されて生きていく。私もそうだ。しかし絵画のある所はそこではない。絵画はイリュージョンである。絵空事である。正面から見れば素晴らしくても、真横から見たら何もない。そこがすばらしい。 現し世でない場所を信じること…

知人からのメール

こんにちは。 さて、去年メールでお知らせした、東京で君が代不起立を貫く根津公子さんと河原井純子さんですが、26日に停職処分取り消しを求めた裁判で敗訴し、30日の都教委臨時会で免職されてしまう可能性が高まっています。 抗議先などは河原井さん根津さ…

No.282 個展のご案内

- ■大富亮 個展のご案内 いままであまり宣伝しなかったのですが、チェチェンニュースその他の活動と並行して描いてきた絵を皆さまのお目にかけたいと思い、今週末にささやかな展覧会を開きます。来ていただけると嬉しく思います。 「結合子」 大富 亮個展 Ot…

移転します

長らくこのサイトでは、「チェチェン総合情報」の補完的存在としてチェチェン問題についての情報を取り扱ってきましたが、今後は「チェチェン総合情報 Annex」に移転します。チェチェンとあまり関係ないニュースは、このウェブログで更新していくと思います…

No.275

- INDEX *マルケーロフ/バブーロワ事件緊急声明への賛同、ありがとうございました 報告とメッセージの紹介 *イベント情報 - ■マルケーロフ/バブーロワ事件緊急声明への賛同、ありがとうございました 報告とメッセージの紹介 1月にモスクワで暗殺されたマ…

イフ・カンプーー奴らの帝国

このテキストは子どもたちには見せないでほしい。これは、ノーヴァヤ・ガゼータの記者、スターシア・バブーロワと弁護士スタニスラフ・マルケーロフの殺害に対する、ファシストたちの反応だ。 ロシアにはファシズムが存在している。 これはもう地下活動など…

◆緊急特別企画◆ 講演会 「ロシア・ウクライナ天然ガス紛争をめぐって」 のご案内

(社)ロシアNIS貿易会 ユーラシア研究所拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 さて、(社)ロシアNIS貿易会とユーラシア研究所の共催により、講演会「ロシア・ウクライナ天然ガス紛争をめぐって」を開催することとなりましたので、ご案内申…

ナースチャ・バブーロワのこと

(ノーヴァヤ・ガゼータ1/23) 1月19日、モスクワ市立第一病院。外科救命第24部。夜7時。二人の捜査官が入り口で見張っていて、頑としてだれも通そうとしない。そのうちの一人がうっかり漏らしたところによると、見張りがつくようになったのは、今日にな…

スタニスラフ・マルケーロフ:自分が守っているのはロシアの法だ。ブダーノフを正当化するなら、チェチェンを独立国家と認めることになる。

マルケーロフ弁護士の未掲載インタビュー スタニスラフ・マルケーロフがチェチェンから2002年の6月始めに戻ってきたときにとったインタビューを初めて掲載する。 そのときスタース(スタニスラフの愛称)はブダーノフ陸軍大佐を18歳のエリザ・クンガ…

ブダーノフの後継者たち

アンドレイ・バビーツキー(プラハ・ウォッチドッグへの特別寄稿) スケープゴートにされた大佐 ロシアの政府や裁判所がブダーノフ大佐を早期釈放した動機は法的に疑問であり、道徳的にも筋が通っていないことが明らかである。ロシアに住む普通の人びとが、…

アナスターシア・バブーロワによる、スタニスラフ・マルケーロフへのインタビュー

「人間は国家に対して守られるべきだ」 このインタビューは、バブーロワがスタニスラフ・マルケーロフから1月5日にとったもの。そのテーマは下院のスキャンダラスな決定にあった。スパイ事件、テロ事件、大衆騒乱を起こすなどという、陪審裁判になるべき事…

No.274 私たちは怖れていない 【転送/転載歓迎】

モスクワで1月19日に起こった、マルケーロフ/バブーロワ暗殺事件について、関連の情報をまとめました。問題の渦中にあるノーヴァヤ・ガゼータからの記事を中心にお送りします。ほとんどを訳してくださったTさんに感謝します。 なお、声明文は1月23日にロシ…