No.274 私たちは怖れていない 【転送/転載歓迎】
モスクワで1月19日に起こった、マルケーロフ/バブーロワ暗殺事件について、関連の情報をまとめました。問題の渦中にあるノーヴァヤ・ガゼータからの記事を中心にお送りします。ほとんどを訳してくださったTさんに感謝します。
なお、声明文は1月23日にロシア大使館、報道各社に送付しました。現在の署名数は59人です。月曜に再度送付しますので、引き続きご協力ください。
海外マスメディアの報道によれば、バブーロワさんとマルケーロフさんは、それぞれ23日にモスクワで埋葬され、人権活動家や学生たちが集まったそうです。
バブーロワさんは、愛称「ナースチャ」として、テキストによく出てきます。モスクワ大学のジャーナリスト学科の5年で、契約社員かアルバイトのような形でノーヴァヤ・ガゼータに加わっていたようです。
彼女の最初の仕事が、他ならぬマルケーロフ弁護士へのインタビューで、このインタビューが、マルケーロフの最後の記事になってしまいました。急いで訳していたいただいたものなので、専門の語彙などに分かりにくい部分がありますが、ご了承ください。(大富亮)
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INDEX
*暗殺についての緊急声明の賛同をお願いします。
*私たちは怖れていないーーノーヴァヤ・ガゼータの最新コラムから
*ナースチャのことーー学友が見たバブーロワ記者
*バブーロワによる、マルケーロフへのインタビュー
*モスクワ発:マルケーロフ弁護士とバブローワのための追悼行動
*イベント情報
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■暗殺についての緊急声明の賛同をお願いします。
くわしくはこちら: http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20090123/1232684738
お寄せいただいた皆様からのメッセージを紹介しています: http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20090123/1232710013
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■私たちは怖れていないーーノーヴァヤ・ガゼータの最新コラムから
殺人犯は、ノーヴァヤ・ガゼータのジャーナリスト、アナスターシア・バブーロワと、弁護士のスタニスラフ・マルケーロフの頭を後ろから撃った。彼が何かを怖れる理由はない。政治的な暗殺事件が裁判にかけられたことなどないからだ。
スタニスラフ・マルケーロフは、とても例外的な弁護士だった。
彼が弁護したのは、見通しの暗い、危険な事件ばかりだった。モスクワで、彼はチェチェンでの不法な処刑や虐待の犠牲者たちの利益のためにいつも働いていた。それに、ロシアのファシストグループに攻撃されるような案件にも関わった。
国家によって屈辱を加えられたり、殺害されたりするような事件を弁護するのが、スタニスラフという人だった。私たちノーヴァヤ・ガゼータの友人であり、顧問弁護士でもあった。彼はアンナ・ポリトコフスカヤの記事の執筆にまつわる訴訟事件でも、代理人になっていた。2000年に殺された私たちの編集者、イゴール・ドミニコフの家族の代理人を務めたのも彼で、犯人と背後の黒幕を見つけ出して裁判を開始するように、国に要求を出しつづけていたが、犯人はまだ自由の身だ。
私たちの新聞で働きたがっていたアナスターシア・バブーロワは、2008年の10月に仲間になったばかりだった。とくにロシアのネオナチグループの関わる犯罪についての記事を書こうとしていた。彼女がその職にあった時間は、あまりにも短い。
言ってみれば、スタニスラフとアナスターシアは、この国のほとんどの人々に受け入れられないくらい、立派な人たちだった。ロシアを支配する者たちが、「この国の中で殺害してよし」の判決文を発行してしまうくらいに。
この事件で犠牲になったのは、現在の体制に適合しようとしなかった二人だ。34歳の弁護士マルケーロフは、チェチェン人をロシア軍から守ろうとすると同時に、その兵士たちを腐りきった司令官たちから守ろうとした。政府がバックアップするネオナチに言うべきことを言い、刑務所に送られそうなアンチファシズムの活動家を弁護した。マルケーロフが守ろうとしたのは、ジャーナリストや人権活動家だけでなく、彼が権利のために働くことそのものだった。結果として、安全な柵の中のエリートになった仲間たちからは、のけ者にされても。
25歳のナースチャ・バブーローワも同じように、アンチファシスト運動や異論派に属するロマンチックな抵抗者で、アナーキストだった。
彼女はそこでは、水を得た魚のようだった。わざわざそういう人生を選んだのだ。権力や、ふつうの人ーートラブルに巻き込まれないようにし、目立たないようにこの時代を生き延びようとする人々の目には、ナースチャの選択も、好き好んでのけ者に身を落とすことでしかなかった。だから私たちの国では、彼女のように、暗殺の恐怖と闘いながらも死んでいったのは、わずか一部の人々ではある。
スタニスラフとナースチャが撃たれた場所の目の前のビルで働いていた人々は、銃声が聞こえたときに、すぐに何が起こったかを理解した。だが恐ろしくて、外には出ようとしなかった。そのかわり、ガラス越しにじっと遺体を見ていたのだった。
マルケーロフの殺人の動機は、ブダーノフ事件をはじめ、彼の関わった案件のどこにでも見つけられる。チェチェンの少女エリザ・クンガーエワを殺してなお刑務所から早期釈放されたブダーノフ元大佐に対して、彼は新しい事件を立件しようとしていた(前の裁判はエリザの殺害に対して10年の懲役を課したが、釈放されてしまったので、今度は殺害直前の強姦についての裁判を始めようとしたらしい:訳注)。過去に法廷に提出されていた証拠の中に、強姦についての資料があったので、勝算はあった。
アンナ・ポリトコフスカヤを脅迫していたカンティーミンスク地区の民警官ラピンの上司たちが、今回の暗殺の背後にいる可能性もある。ラピンは、チェチェンの少年ゼリムハン・ムルダーロフを誘拐・虐待した咎で11年の刑を言い渡されていて、マルケーロフはその遺族の代理人も務めていた。ラピンの上にいた者たちもまた、こうした誘拐に関わっていた。数年前に逮捕状も発行されているが、彼らの居場所は誰も知らない。
マルケロフを殺害する指示は、チェチェンから来たのかもしれない。彼と怖いもの知らずの仲間は、ラムザン・カディロフの村であるツェントロイに作られてチェチェン人たちの拷問や処刑に使われていた秘密収容所に関する立件にも関わっていたから。
ポリトコフスカヤの暗殺以降、マルケロフは北コーカサスの事件に以前より深く関わることになったので、私たちはーーこの新聞の記者や、弁護士、人権活動家が、次に犠牲になることを予期せざるを得ない。アンナが殺された後、多くの人々が政権に対して、見解を明らかにし、明確な行動を取るように求めた。しかし実際に聞いたことは、よい答えだったとは言いがたい。その上19日に、私たちの損失のリストには、マルケーロフとバブーロワが加わってしまった。それも驚くには当たらない。
スタニスラフとナースチャが友人だった時間は長くない。何といってもナースャはたった25歳だったのだ! でも二人は善と悪の区別がついていた。その概念が意味を獲得するのは、人間が何かをしたときだけだ。
殺人者たちが怖れを抱くことはない。決して処罰をされないと知っているから。しかし一方で、私たちも怖れることはしない。なぜなら、人は人を守ることができ、少なくとも怖れを鎮めることができるからだ。恐怖はいま、この最悪の時を黙って逃れようとしている人々の目を問題から遠ざけているが、待つだけでは、この時代の終わりは決して来ない。
エレーナ・ミラシーナ/ノーヴァヤ・ガゼータ 2009年1月21日
http://en.novayagazeta.ru/data/2009/05/00.html
(大富訳)
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■ナースチャのことーー学友が見たバブーロワ記者
1月19日、モスクワ市立第一病院。外科救命第24部。夜7時。二人の捜査官が入り口で見張っていて、頑としてだれも通そうとしない。そのうちの一人がうっかり漏らしたところによると、見張りがつくようになったのは、今日になってだという。
受付のそばには若者たちが群がっている。ナースチャ(ナスターシャ・バブーロワの愛称)の友人たちだ。彼らもまったく通してもらえない。警備員たちが何も知らされていないうちは通れたので、そのとき一人の女友達が入った。そして手術をしたことを知り、去っていった。
続きを読む
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20090123/1232722177
(TK訳)
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■バブーロワによる、マルケーロフへのインタビュー
このインタビューは、バブーロワがスタニスラフ・マルケーロフから1月5日にとったもの。そのテーマは下院のスキャンダラスな決定にあった。スパイ事件、テロ事件、大衆騒乱を起こすなどという、陪審裁判になるべき事件を裁判所が扱う権限を奪うというものだった。しかし、他のテーマにも話は広がった。
これはナースチャ(アナスターシア)が用意した最後のインタビューだ。そしてノーヴァヤ・ガゼータがスタニスラフにした最後のインタビューでもある。
Q(バブーロワ):下院が重要事件の審理には陪審裁判(суд присяжных)を廃止したことをどうお考えですか?
A(マルケーロフ): 反逆行為、スパイ事件、テロ、大衆暴動などの犯罪の陪審制度を裁判所の管轄から除外したことは、有効なファクターとしての陪審裁判制度を廃止したことを意味します。陪審裁判制度に対する非難がもっとも多かったいわゆる強盗、ギャング行為のたぐいには陪審裁判を残すことになることに注目してほしい。
ヨーロッパで、反逆罪を陪審裁判から除外したのはスペインと北アイルランドだけです。アイルランドの隣の北アイルランド(英国領)では、戒厳令がしかれロンドンの直轄が宣言されました。スペインの例で言うと、バスクのテロの関連で、事実上の戒厳令がしかれています。
続きを読む
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20090123/1232756419
(TK訳)
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■モスクワ発:マルケーロフ弁護士とバブローワのための追悼行動
[この記事は写真入りで見ることができます:
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20090122/1232630525]
(ノーヴァヤ・ガゼータ1/21)モスクワで300人の反ファシズム運動の活動家と反体制派の若者たちが、マルケーロフ弁護士とアナスターシア・バブローワを追悼するデモをおこなった。
最初、このデモは劇場広場で計画されたが、夜7時半の集合時間には、機動隊と警察官数十人が乗ったバス2台が待ち受けていた。地下鉄から出るところで、早くも12人が拘束された。その15分ほど後になんの説明もなくさらに4人が拘束され、そこにはREN−TVのポノマリョフ記者もいた。
参加者の一人、アンナは「劇場広場のいたるところに私服の警官がいたから、大声で話すこともできなかった」と語った。彼女によれば、「事件のことを友人と話しながら歩いていたら、いきなり知らない男が腕を掴み[こいつらを捕まえろ!]と警官に叫んだ。わたしは逃げたが友人は捕まってしまった」という。
集会のオーガナイザーは、臨機応変に会場をノヴォクズネツク駅に移すことにし、300人の人々が道をふさいでクリメントフ横町の方に動き出した。「ファシズム反対!」「忘れないぞ!許すものか!」「街に出よう、街を取り戻そう!」「無法状態をやめさせよう!」「マルケーロフは生きる権利があったんだ!」とシュプレヒコールした。
プラカードには、「ファシストどもの殺しを当局はかばっている!」「当局にとってファシストどもはチンピラにすぎない!」「無法をやめろ!」と書かれていた。
人々の群れはクリメントフスク横町に達し「トレチャコフスカヤ駅」の方に向きを変えて歩き続けた。参加者たちは通り道の店のショーウインドウを割り、通りのゴミ箱を引き倒し、通行人にマルケーロフとバルローワについて書かれたビラを配った。
ノヴォクズネツク駅に行き着いて、デモ参加者の一部が「マクドナルド」のガラスを割り、他の者たちは地下に降りた。ここで地下鉄警察が5人を拘束したため、デモ隊は対抗してエスカレーターの照明を割りはじめた。
どうしてこういう形の抗議行動をとることにしたのか?
参加者の一人アンドレイは「マルケーロフとバブローワの殺害のニュースのあとで、何に対して抗議すべきか分かる者なんかいるだろうか? 俺たちの行動は、今の社会の関係に対する異議申し立てなんだ、殺し屋をかばい、殺し屋を正当化する国に対して、マルケーロフがあんなにがんばって戦っていた相手であるネオファシズムに対して。ハンバーガーをかじって、広告を眺めながら、もっともすばらしい人たちを殺されても平気でいる、この社会に対する異議申し立てなんだ」と語った。
拘束された人たちがどうなったか、今のところわからない。
Москва. Триста антифашистов и анархистов провели несогласованный марш памяти Станислава Маркелова и Анастасии Бабуровой
http://www.novayagazeta.ru/news/388572.html
(TK訳)
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■ロシア、弁護士とジャーナリストの殺害(nofrills)
イズベスチャが犠牲者のリストを作って「次は誰か」と書いている、とBBCがモスクワから報じている。何という恐怖の支配。
マルケロフ弁護士殺害が報じられる数日前、オーストリアで起きた事件について、オーストリア警察がクレムリン(ロシアのシークレットサービス)との関連を捜査しているとの報道があった。
火曜日(13日)にウィーンでウマール・イスライロフ(Umar Israilov)という27歳の男性が射殺された。彼は2006年に、チェチェンの現在の大統領であるラムザン・カディロフ(親モスクワ)に拷問されたと欧州人権裁判所に申し立てており、火曜日の午後1時ごろ、自宅フラットを出たところにある食料品店から出てきたところを2人の男に襲われた。
くわしく読む: http://nofrills.seesaa.net/article/112927803.html
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■各紙の報道(Webのみ)
●弁護士、記者殺される チェチェン少女殺害犯、釈放抗議の会見後
毎日新聞 - 2009年1月20日【モスクワ大木俊治】
ロシアの著名な人権派弁護士、スタニスラフ・マルケロフ氏(34)が19日、
モスクワ中心部で頭を撃たれて殺害された。近くにいたリベラル系ロシア紙
「ノーバヤ・ガゼータ」のアナスタシヤ・バブロワ記者(25)も頭に銃弾を受
け死亡した。 ...
http://mainichi.jp/select/world/news/20090121ddm007030172000c.html
●会見後…覆面男が後頭部銃撃 チェチェン擁護の弁護士射殺
MSN産経ニュース - 2009年1月20日
モスクワ中心部の路上で19日、ロシア・チェチェン共和国をめぐる人権擁護活
動で知られた著名弁護士、スタニスラフ・マルケロフ氏(34)が覆面姿の
男に拳銃で後頭部を撃たれて死亡した。マルケロフ氏は記者会見を終えた直後
で、近くに居合わせた民主系「ノーバヤ・ ...
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090120/erp0901202230005-n1.htm
●ロシア人権派弁護士ら射殺 政権への批判で?
日本経済新聞 - 2009年1月20日
ロシアの著名な人権派弁護士スタニスタフ・マルケロフ氏と政権に批判的な新聞
の女性記者が19日、モスクワ中心部で射殺された。マルケロフ氏は2000年のチェ
チェン戦争の際にロシア兵により暴行・殺害されたチェチェン人女性遺族の代理
人。同戦争の暗部を批判し、06年に射殺 ...
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090120AT2M2000E20012009.html
●チェチェン問題に取り組む弁護士と記者射殺 モスクワ
朝日新聞 - 2009年1月19日
【モスクワ=星井麻紀】モスクワ中心部で19日、ロシア南部チェチェン共和国
の人権問題に取り組んでいた弁護士スタニスラフ・マルケロフ氏(34)と、一
緒にいたロシア紙「ノーバヤ・ガゼータ」の嘱託記者アナスタシア・バブロワさ
んが銃撃され、死亡した。 ...
http://www.asahi.com/international/update/0120/TKY200901200038.html
●チェチェン側の弁護士、モスクワで射殺
日刊スポーツ - 2009年1月19日
チェチェン人の少女に対する誘拐・殺人の罪で服役していたロシア軍元大佐が釈
放されたことに抗議していた遺族側の代理人を務める弁護士が19日、モスクワ
で射殺された。一緒にいた女性も重傷を負った。インタファクス通信などが伝え
た。 弁護士は市内で元大佐釈放 ...
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20090120-451802.html
●チェチェン少女殺人事件の弁護士と反体制派記者白昼のモスクワで射殺される
AFPBB News - 2009年1月19日
ロシア・モスクワ(Moscow)中心部で、覆面の男らに射殺された弁護士のスタニ
スラフ・マルケロフ(Stanislav Markelov)氏の遺体を検証する法医学調査官
ら(2009年1月19日撮影)。(c)AFP/KOMMERSANT/YURY MARTYANOV 【1月20日
AFP】ロシア・モスクワ(Moscow)中心部で19 ...
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2560521/3702754
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■イベント
● 1/24 文京:蓮池透講演会 何が拉致問題の解決を阻んでいるのか
マスメディアと日本政府、救う会、家族会の功罪を問う
暗礁に乗り上げる拉致問題の解決。
過去の清算も含めた交渉のあり方とは?
● 1/27 千歳烏山:伊勢崎賢治さんに聞く、
オバマ政権でどうなるアフガニスタン、そしてイラク
イラク撤退を言明したオバマ新大統領の就任によって、
アフガン・イラクの情勢はどうなっていくのか。
伊勢崎賢治さん(元アフガン武装解除日本政府特別代表)に聞く。
http://www.labornetjp.org/labornet/EventItem/1228449426452staff01
● 1/30 飯田橋:第90回みみの会「“大変化”のなかの北朝鮮」
北朝鮮で進む『配給制』から『ジャンマダン』(市場)への大きなうねり。
最新の動きを、アジアプレスの石丸次郎さんが映像を交えて語る。
http://d.hatena.ne.jp/miminokai/20090119/
● 2/5 茗荷谷:徹底討論:杉原浩司vs佐藤丙午 ミサイル防衛は必要か?
日本が導入を決定したMD=ミサイル防衛システム。
米ロ関係に緊張をもたらし、東アジアの戦略バランスに影響を与える
一大兵器システムは本当に必要なのか。推進派・反対派の論客が徹底討論。
http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-25.html
● 2/7 渋谷:「北方領土の日」反対!アイヌ民族連帯!関東集会
会員500人を超えるニュースサイトはここが違う!
インターネットメディアのオルタナティブの実現のために、
多様なメディアの運営者が語る。
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■映画・写真展など
●『チェチェンへ アレクサンドラの旅』
孫へのまなざし 平和への祈り ロシアの見たチェチェン
● 『シリアの花嫁』
もう二度と帰れない。それでも私はこの境界を越えるーー
イスラエル占領下のゴラン高原。
若き娘モナがシリア側に嫁いでゆく、一日の物語。
http://www.bitters.co.jp/hanayome/
●『ビリン・闘いの村』
パレスチナ暫定自治区、ヨルダン川西岸のビリン村。
若者たちは非暴力の闘いに立ち上がった。
http://www.hamsafilms.com/bilin/
●『おいしいコーヒーの真実』
世界第三位のコーヒー消費国日本。
あなたがスターバックスで支払ったコーヒー代はどこに行く?
コーヒー好きの誰もが見るべき映画です
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/
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チェチェンニュースは、ロシア南部で続くチェチェン戦争に反対し、
平和的解決を求める立場から発行しているメルマガです。
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