2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

チェチェン人権活動家がNGOに対する圧力の強化を懸念

公式にはまだ発効されていないはずのロシアのNGO規制法が、チェチェンの人権状況を監視するNGOへの圧力を強め始めている。11年におよぶ戦争の中でチェチェン人に対して執拗に繰り返されてきたネガティブ・キャンペーンが人権団体と独立系メディアに向けられ…

月刊『今日のチェチェン社会』の最新号が発行される

2006年2月22日 プラハ・ウオッチドッグ http://www.watchdog.cz/index.php?show=000000-000010-000005&lang=12月22日に月刊誌『今日のチェチェン社会』第二号が発行された。『今日のチェチェン社会』は、プラハ・ウォッチドッグ*1と「非常事態のジャーナリズ…

メディアの中のチェチェン、あるいは一つの国に対するダブルスタンダード

今日のロシアにはチェチェンに対するダブルスタンダードが存在する。一つは、チェチェンを何一つ特別なことの起こっていないロシアの一地域として扱うもの。もう一つが、チェチェンを血にまみれた異世界としてロシアから切り離して語るもの。一見正反対に見…

ロシア:瀕死のジャーナリズム

「我々の敵はテロリストでなく、ジャーナリストだ」というプーチン大統領の発言が雄弁に語っているように、チェチェン戦争は独立したジャーナリズムに対する戦争でもある。その被害者の一人が、「人権擁護」新聞編集長のスタニスラフ・ドミトリエフスキーだ…