2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

トルコ国籍クルド人が難民認定されない理由

2007年8月19日の東京新聞より。 日本、800人申請も認定ゼロ 日本で難民認定を求めるトルコ国籍クルド人への冷遇が続いている。もともと日本の難民認定数は他先進国と比べてけた違いに少なく、国際的な批判を浴びている。だが、それにしても申請者の二割弱を…

国会でクルド難民問題が審議されました!

10月30日の参議院法務委員会で、クルド難民問題が審議されました。質問者は、「クルド人難民二家族を支援する会」をサポートしてきた民主党の今野東議員。これに、「法相が絡まなくても、自動的に客観的に進むような方法を考えてはどうか」、「私の友人の友…

コムソモール復活?“プーチン親衛隊”「ナーシ」台頭

10月30日の産経新聞の記事より。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071030-00000077-san-int 反政権派を駆逐/暴力行為に懸念 【モスクワ=遠藤良介】12月初頭の議会選と来春の大統領選を控えるロシアで、プーチン大統領を崇拝する“プーチン親衛隊”と…

司法改革の行方

2007年10月24日 ラジオ・リバティ クレール・ビッグ ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、ロシア最高裁判所のヴャチェスラフ・レベジェフ長官をクレムリンに招いて、10月初旬にテレビ会見を行った。 プーチンとレベジェフは、基本的な法的権利と人権が侵…

政策提言「インドの躍進と日本の対応」報告会開催のお知らせ

財団法人日本国際フォーラムは、その政策委員会において、2006年9月以来1年余をかけて、第29政策提言「インドの躍進と日本の対応」について、研究と審議を重ねてまいりましたが、その結論を10項目の提言に取りまとめ、さる9月7日に政策委員10…

ビルマ(ミャンマー):「魔女狩り」と暴力的な弾圧に関する最新のビデオ

「身内の釈放を望む家族から警官が金銭を要求しているのを目撃しました。他 にも、通勤や登校途中の若者も、職務質問をされるだけでなく、金目のものを盗ら れているのです」。 ―― 10月13日に逮捕される直前の著名な活動家ミイミイの証言。 アムネスティは本…

「ただ拷問から逃れること―それだけを考えていた」

2007年10月24日 ラジオ・リバティ クレール・ビッグ アレクセイ・ミヘエフが、身に覚えのない犯罪を自白するために必要だったのは、警察による9日間の拷問だった。 殴打と電気ショックに耐えられなくなり、ミヘエフは、故郷のニジニ・ノブゴロドで車に乗せた1…

広がる「プーチン礼賛」 ―議会選へ政権与党「個人崇拝」演出か―

こちらも10月28日の東京新聞からの紹介です。それにしても、「憲法とは国民の願いを集約した規約だ。ならば国民の大半が願うプーチン大統領の三選は憲法違反ではない」という主張は、いったい何なのでしょうか。

「プーチン首相」のシナリオ

10月28日の東京新聞の記事より。個人的には、こうした政局分析はあまり好きではないのですが、内容は参考になると思います。(邦枝)

<ロシア>モスクワ劇場占拠事件から5年 遺族ら追悼集会

10月26日の毎日新聞の記事より。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071026-00000104-mai-int <ロシア>モスクワ劇場占拠事件から5年 遺族ら追悼集会 【モスクワ杉尾直哉】130人の犠牲者を出したモスクワ劇場占拠事件から26日で5年を迎え、遺族ら…

モスクワ劇場占拠事件から5年(3)

日本の全国紙としてはおそらく初めて、モスクワ劇場占拠事件の5周年に関するニュースが報道された。23日付の産経新聞が掲載した「露特殊部隊の“無力化ガス”正体判明」という記事によると、ロシア特殊部隊が突入作戦の際に使用したガスは、「1滴で巨ゾウをも…

ドゥブロフカ劇場占拠事件から5年

2007年10月23日 プラハ・ウォッチドッグ オレグ・ルキン 2007年6月1日、モスクワ検察庁は、チェチェン・ゲリラが「ノルド・オスト」の観客900名以上を人質に取ったドゥブロフカ劇場占拠事件の公式調査を打ち切った。 公式調査によると、人質のうち占拠犯に直…

モスクワ劇場占拠事件から5年(2)

22日付のモスクワタイムズに掲載されたルポルタージュを紹介したいと思う。記事のタイトルは「ドゥブロフカ:外国人の見た悪夢」。自身も人質となり、米国人の婚約者と娘を亡くしたカザフスタン出身の女性の目から見た、モスクワ劇場占拠事件が再現されてい…

モスクワ劇場占拠事件から5年(1)

2002年10月にモスクワ劇場占拠事件が起こってから、明日で5年になる。事件は、チェチェン人テロリストが約900人の人質を取ってモスクワのドゥブロフカ劇場に立てこもった10月23日に始まり、ロシア軍特殊部隊が劇場に強行突入した10月26日に終わった。少なく…

第6回 希望のための非暴力セミナー

「ビルマの非暴力から学ぶ―在日ビルマ人の民主化への思いと生活・労働」 9月にビルマ(ミャンマー)で起きた民主化を要求する僧侶・市民の大規模な街頭行動に対し、軍事政権は武力により押さえこもうとしています。しかし、日本人ジャーナリストの長井健司…

広島:チェチェン、そしてロシアを知る。

映画『踊れ、グローズヌイ!』(2002年作品、75分)の上映 林 克明氏(ジャーナリスト)の御話 (はやし・まさあき氏のプロフィール)1960年長野生まれ。1995年以降、15回以上、チェチェンに入り取材を行なう。著書に『カフカスの小さな国 チェチェン独立運…

ヤマダーエフ部隊の配下20名以上がチェチェンから逃亡

チェチェンプレス 2007年10月17日 元ヤマダーエフ部隊「ボストク(東)」の隊員20名以上が、数ヶ月前にカディーロフ部隊の「石油連隊」(グデルメス地区のジャルカ村に駐屯)に寝返り、さらに10月初頭、チェチェンから逃亡した。「カフカス・センター」が報…

インド平和大行進からの手紙

南無妙法蓮華経 合掌 (船中で出会った「太子」さんという友人への手紙です) インドの非暴力抵抗運動の一端を記してあります。チェチェン関係の皆さんにも知って欲しく思います。十一月十四日にはキルギスやウクライナの閣僚級の人が参ります。アーラ・ドゥダ…

プーチン側近の抗争露見 治安機関同士の内紛が表面化

連邦保安局(FSB)と連邦麻薬流通監督庁との間の対立を報じる記事が朝日新聞に出ていて、 政治評論家のベルコフスキー氏は「プーチン氏が調整機能を失った瞬間、『銃撃戦』が始まる」と指摘。大統領退任後の首相就任に言及したのも、影響力を維持する姿勢を示…

「単一文化、単一民族」:外国人お断り

人口と労働力が減少しているにもかかわらず、日本は移民や難民の受け入れに冷淡である。ジェフリー・ヨーク 2007年10月9日 Globe & Mail 東京―デニズ・ドーガンさんは、生まれ故郷のトルコの村で、長年差別と迫害を受けてきた。デニズさんは少数派のアレビ派…

抗議なきデモ

ロバート・コアルソン2007年10月12日(ラジオ・リバティ) 先月初頭、ベスラン事件3周年の追悼デモに参加した13人が、逮捕・起訴された。今月初頭、1万人以上の親クレムリンの若者たちが、ウラジーミル・プーチン大統領の55歳の誕生日を祝うために、モスクワ…

ミャンマー人 相次ぐ難民認定破棄

東京新聞 2007年10月12日 ミャンマー情勢が緊迫し、世界の耳目を集める中、東京高裁で九月下旬、先進国としての国際認識を疑われかねない不可解な判決が二件相次いだ。いずれも東京地裁で難民と認定されていたミャンマー人に対し、帰国しても迫害を受ける可…

アンナ・ポリトコフスカヤ

ナタリヤ・エステミロワ 2007年10月5日 グロズヌイ(ロシア) 彼ら――ジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤと警察のセルゲイ・ラピン――が最後に会ったのは2003年11月、グロズヌイにあるオクチャブリスキー地区裁判所の荒れ果てた建物の中でである。彼は…

講演会「アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺とチェチェン戦争」

射殺された女性ジャーナリストは、何を見たのか。 ロシアで人権侵害の告発を続けてきた、女性ジャーナリストのアンナ・ポリトフスカヤさんが何者かに殺害されてから、早くも1年が過ぎました。チェチェンでの泥沼の戦闘が続く同国では、ジャーナリストや平和…

正月に「暗殺!リトビネンコ事件」が商業公開

映像作家の岡田一男さんからいただいた情報です: アンドレイ・ネクラーソフ監督の長編ドキュメンタリー、原題「反逆!リトビネンコ事件」が、「暗殺!リトビネンコ事件」として正月、東京渋谷のユーロスペースで単館上映ながら商業公開されることになり、作…

チェチェンの記憶――過去・現在・未来

記憶――、といってももちろん、チェチェン戦争自体が過去のものになったと言いたいわけではない。それどころか、未だ現在進行形で続くこの戦争には次々と新たな「日付」が書き加えられていく。 昔ある知人が、(沖縄の米軍ヘリ墜落事件について)「事件は忘れ…

アレクサンドル・リトビネンコ追悼集会 -ロシアの闇とチェチェンの平和を考える-

中澤孝之さんに聞くロシア治安機関の危険 独裁化するロシア社会、を象徴するような人物が、昨年死亡しました。元FSB(ロシア連邦保安庁)将校、アレクサンドル・リトビネンコ氏です。 リトビネンコ氏は、99年にモスクワなど数箇所の都市で発生した謎の連続アパ…

ミャンマー:軍政とビジネス

フランス石油メジャーのトタル社が、ビルマへの新規投資を控えるよう求めたフランス政府に反発し、「住民がさらに困窮するリスクは受け入れがたい」という声明を発表したという[朝日新聞 10/08]。トタル社は、ビルマ南部のパイプライン建設事業に参加して、…

【転送・転載歓迎】『ガーダ -パレスチナの詩-』 DVDリリース記念特別企画

http://news.ghada.jp/?eid=535447『ガーダ -パレスチナの詩-』 DVDリリース記念特別企画『パレスチナ1948-2007』開催!!http://ghada.jp/

12.1 「終焉に向かう原子力」(第5回)

今年はチェルノブイリ原発事故21周年ですが、7月16日柏崎刈羽原発が地震で大きな被害を受け世界に衝撃を与えました。停止中の7基を廃炉に追い込みましょう。東海地震が迫る浜岡原発も停止させなければなりません。また、六ヶ所再処理工場の本格操業を絶対に…