日本はどのような「環境政策」を採るのか?

環境問題に関心をお持ちの皆様(重複お許しください。転送歓迎)

 広島の西塔と申します。

 人類が生き続けていける地球環境を守るためには、私たち「ひとりひとりの心がけ」ももちろん大切ですが、各国の「環境政策」が決定的に重要です。

 日本はどのような「環境政策」を採るのか?
 参議院選挙での私たちの選択も、このことに決定的にかかわってきます。
どんなに候補者が「感じのいい」人であろうと、「感じの悪い」人であろうと、一番重要なのは、その人が、どのような政策に「Yes」と言い、どのような政策に「No」と言うかです。

 各党はどのような環境政策を掲げているのか?
 特に、ウランの採掘から放射性廃棄物にいたるまで、すべての過程で地球環境汚染の元凶になっている「核燃料サイクル原子力発電を含む)」に関する政策に注目してみたいと思います。

「エコロ・ジャパン」作成の、主要政党マニフェスト環境政策」比較表
( http://lp.jiyu.net/sangiin2007-manifesto.htm )によって、見てみます。

党別の比較

広島選挙区の立候補予定者の意見

 ちなみに、参議院選挙公示前に広島選挙区の立候補予定者に、核燃料サイクルやエネルギー政策についてうかがったところ、

  • 六ヶ所村での再処理の開始の是非について、
  • 「使用済み核燃料」の扱いについて、
    • 自民党溝手顕正さん、民主党佐藤公治さんは無回答。
    • 無所属の河野美代子さん、共産党藤本聡志さんは「再処理はせず、安全な処分方法が確立するまで、発生者の責任において目に見える形で地上管理を続けるべきだ」、
    • 無所属の吉長ゆいさんは「検討が必要だ」、というお答えでした。
  • これからの日本のエネルギー政策について、

プルトニウム・アクション・ヒロシマ、ボイス・オブ・ヒロシマのアンケートより)

無所属の吉長ゆいさんは、これからのエネルギー政策について、民主党社民党に近いお答えですが、最もシンパシーを感じる政党は自民党とのことです(新聞報道より)。

原子力利用・核燃料サイクルからの脱却を

 私は、原子力利用・核燃料サイクルからの確実な脱却を願って投票したいと思っています。
 「地球環境」のことなど結局はどうでもよく、戦争ができる国づくりを目指している(戦争こそが実は最大の環境破壊です!!!)自民党にだけは、早くおひきとりを願いたいと思っています。