第6回公演 鈴鹿景子の読み語り「八月の蒼い空」

ootomi2007-08-01

〜幼い瞳に映ったあの日の空も蒼く澄んでいた・・・    

チラシはこちらからダウンロードできます

http://chechennews.org/dl/20070818suzuka.pdf

(チェチェンニュース編集室で太田文化の森での上演のための当日清算券を預かっています。ご興味のある方は、ぜひメールで連絡下さい。前売りの料金で観覧できます ootomi*chechennews.org まで。*を@に置き換えてください)

 2002年から始めました鈴鹿景子の読み語り「八月の蒼い空」を今年もおとどけいたします。この作品を上演し始めて6度目の夏がやってきました。さかのぼれば7年前に、野坂昭如さんの「戦争童話集」と出会い、どうしても舞台で上演し、少しでも多くの人々に知っていただきたいと思ったのが始まりでした。そして今年からは、新たに、武田鉄矢さんが書かれた「月がのぼるまでに」を加えておとどけいたします。

 これらふたつの作品は形こそ違いますが、「澄み切った蒼い空」と言う共通のキーワードがあります。それは、人間の愚かしい営みをずっと見つづけてきた大空の、敗戦のその日にさえも、まるで何事もなかったように屈託ない「澄み切った蒼さ」こそが、人間の愚かさへの無言の批判ではなかったのではないでしょうか。

 今回の読み語りは、従来とは違って動きを最小限にとどめ、その分じっくりと聞いていただき、作者の思いと演ずる私の想いを皆様にお伝え致します。また、BGMにはフルート奏者の石井幸枝さんに参加して頂き、なお一層の演出効果を作り出しております。

 私を含め、戦争を知らない世代となったお母さんお父さんが、お子さまとご一緒にご覧いただき、戦争が引き起こす様様な悲劇を再認識し、二度と戦争のない国、しない国であり続けるようにとの切なる願いをこめて、今後も取り組んでいきたいと考えております。(鈴鹿景子)

 野坂昭如著『戦争童話集』/武田鉄矢著『月がのぼるまでに』2つの作品を、じっくりと読み語ります。BGMにフルート奏者の石井幸枝さんに参加していただきます。どうぞご期待ください

今回は、【1】てあとる らぽう  と 【2】大田文化の森ホール  の2箇所で公演いたします

【1】日  時  2007年8月12日(日)〜15日(水) 12日(日)13:00 開演

                              12日(日)18:00
                              13日(月)19:00
                              14日(火)14:00
                              15日(水)14:00
                              15日(水)19:00
            全6回 上演時間 1時間半予定

   会  場  てあとる らぽう
             東京都豊島区長崎5−1−32 日専連ビルB1F
             TEL / FAX 03-3956-8868
http://www.geocities.jp/theater_rapport/access.htm

   チケット  前売 大人2500円 中学生以下1200円
         当日 大人2800円 中学生以下1400円
             

【2】日  時  2007年8月18日(土)14:00/18:00開演 上演時間1時間半予定

   会  場  大田文化の森 ホール
             東京都大田区中央2−10−1
http://homepage3.nifty.com/bunkanomori/map.html

             TEL 03-3772-0700 / FAX 03-3772-0740
                 
   チケット  前売 大人2000円 中学生以下1000円
         当日 大人2200円 中学生以下1100円
              *6/18(月)から大田文化の森受付でも発売中

各種お問い合わせ先

太田文化の森運営協議会 03−3772−0770
リン・ルゥ・カーニバル 03−5748−0210
suzuka-ling-rue@h5.dion.ne.jp