【転送歓迎】チェチェンイベント情報 2008.01.02

 みなさんこんばんは、チェチェンニュースです。今年もよろしくお願いします。

 さて、新年早々ディープな話題から始まりますが、映画『暗殺 リトビネンコ事件』が渋谷ユーロスペースで公開されています。今回のイベント情報では、『暗殺 リトビネンコ事件』のレビューと監督へのインタビュー記事を紹介します。「ロシアの自由のために闘って死んだすべての人に、この映画を捧げる」(アンドレイ・ネクラーソフ監督)。書き手は林克明さん。ぜひ記事をご覧になり、お近くにお住まいの方は、劇場に足をお運びください。

 明日は、東京・神保町で、クルド難民ムスタファ・チョラクさん一家の方のお話を聞く会もあります。小さなギャラリーで、温かいお茶を飲みながら、難民の家族と過ごす、そんなお正月はいかがでしょうか。よろしければお誘いあわせの上ご参加ください。(邦枝律/チェチェンニュース)

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http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20080102/1199283470(HTML版) 発行部数:1679部

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INDEX
* 『暗殺 リトビネンコ事件』ネクラーソフ監督に聞く
* イベント情報
* 映画/写真展など

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■『暗殺 リトビネンコ事件』ネクラーソフ監督に聞く

 (MyNewsJapan 林克明

 以下の記事は写真つきで
 http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=814
 から読むことができます。

 2006年11月23日、ロンドンでひとりの男が殺された。アレクサンドル・リトビネンコというロシアの秘密警察(KGB)の元職員である。この名前を聞いてピンとこなくても、テレビ画面に映された、あの異様な映像を記憶している人は多いだろう。

 手術室で医者が着るような緑がかった服(病衣とでも表現したほうがいいのだろうか)を着た男がベッドに横たわっている。すっかり髪が抜けてつるつるになり、薄い眉毛で苦しそうなまなざしだ。はだけた胸には何本もチューブが付けられている。彼の死の直前のようすだ。

 元ロシアの“スパイ”であるリトビネンコが、亡命先のロンドンで、製造も入手も困難な「ポロニウム210」という放射性物質を盛られて暗殺されたのだ。

 スパイ映画がそのまま現実世界というスクリーンに投影されたかのような事実は世界中を震撼させ た。暗殺の5年前からリトビネンコに密着して数百時間インタビューし、その死に至るまでの映像を納めたドキュメンタリー映画『暗殺 リトビネンコ事件』が完成し、東京渋谷の「ユーロスペース」で公開されている。

 つづきを読む
 http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=814

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■イベント情報

 個展や映画を見ながら、一緒に、難民のこと、世界のことを考えてみませんか?どれもお勧めのイベントです。よろしければお知り合いの方にも転送をお願いします。


● 12/31-1/6 千代田:富井明個展"надежда"
戦争や社会のことなどを考えながら、油絵を描く、スケッチをする
http://www.geocities.jp/galleryroom12/
会期中イベントあり:1月3日(木)15:00-17:00
クルド難民のムスタファ・チョラクさんのお話を聞く会」(無料)

● 1/4 BS1, 総合:『ロシア“愛国者の村”』
モスクワの億万長者の実業家が「西欧の悪しき影響から脱し本物のロシア人になるため」の村を作った。
http://www.nhk.or.jp/democracy/yotei/


● 1/6 中央:「壁の中の少女たち」上映会+川崎けい子さん講演会
アフガンの孤児院で生きる少女たちを描いたドキュメンタリー映画+監督の講演
http://www.sky.sannet.ne.jp/paupau/kpc/2008_01_06-01.html


● 1/10 千代田:第85回 みみの会 柴田昌平監督に聞く沖縄、「ひめゆり
長篇ドキュメンタリー映画ひめゆり」の柴田昌平監督が、沖縄との関わり、その戦後を語る
http://d.hatena.ne.jp/miminokai/20080101/1199198067


● 1/16-20 墨田:「ブルーストッキングの女たち」
理想の社会を夢見て―大正の幕開けに「青鞜」に集った熱い女たちを描く演劇
http://www.d3.dion.ne.jp/~kyorakuz/index2.htm


● 1/20 千代田:JAFA 新春公開講演会 東北大学大学院教授 北川誠一氏 講演
アルメニア人の起源とは?東北大学の北川誠一教授による講演会。
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20080101/1199197200


● 1/26 新宿:"セツルメント"を知ろう!-地域福祉の原点「興望館」に学ぶ-
120年前にロンドンで始まった、福祉実践の方法「セツルメント」を学ぶ
http://www.tvac.or.jp/news/11471.html

● 2/8-10 新宿:危機(クライシス)に立ち向かう市民活動
格差社会、環境問題、福祉の崩壊に立ち向かう市民活動。
東京ボランティア・市民活動センターのフォーラム
http://www.tvac.or.jp/vf2008/

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■映画/写真展など


● 11/3-2/3 文京:日本とドイツの美しい本2006
日本とドイツのコンクールで選ばれた美しい本の展示
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/071103/


● 11/17- 全国:『君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956』
“ドナウの真珠”とよばれる首都ブダペスト。1956年、失われた革命とオリンピックの栄光があった。
http://www.hungary1956-movie.com/


● 12/22- 渋谷:『暗殺リトビネンコ事件』
リトビネンコはなぜ殺されなければならなかったのか?
アンドレイ・ネクラーソフ監督による迫真のドキュメンタリ。
http://litvinenko-case.com/

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