行動するためのシンポジウム(元イラク先遣隊長)佐藤正久の闇を照らす
イラクのサマーワに駐留していた自衛隊の責任者・佐藤正久氏は、近くにいたオランダ軍の警護にかこつけて「敢えて巻き込まれる」かたちで、武器使用すなわち戦闘状態をつくろうと考えていた。
平たく言えば、わざと戦争を起こそうという考えだ。中央から離れた武装組織の暴走&謀略という観点から、関東軍に引き起こされた柳条湖事件(満州事変の発端)を思い出させる重大な発言だ。
また「喜んで日本の法律で裁かれようと思った」と発言した。何を、何のために「喜ぶ」のか。有権者・文民・法治主義にケンカを売っている。法治主義を否定する人物が立法府に入ったのだ。
この発言に対して弁護士グループらが、公開質問状を送ったが、佐藤氏は答えていない。
参院選で当選後の佐藤議員の活動・言動をみると、現職幹部自衛官が議員バッジを付けているように見える。自衛隊制服組(軍人)による国会支配強化、直接政治に介入するための橋頭保の役割を担っているのだろうか。
いま、国民・市民の知らないところで、彼らはちょっと「危ない発言」をし始めている・・・。少なくとも先の佐藤発言の実態を解明し、けじめをつけておかないと、皆さん、後で大変なことになりますよ。
■2008年2月17日(日)午後1時30分開始 午後4時30分終了
■神宮前穏田区民会館1階(渋谷区神宮前6−31−5 JR原宿駅6分、地下鉄神宮前駅2分、明治通りと表参道交差点近く)
http://maps.google.co.jp/(地図)
■「草の実アカデミー」主催(同団体の第一回イベント)
■集会内容
○草の実アカデミーについて
○「いまなぜ佐藤正久なのか」(林克明 ジャーナリスト)
○シンポジウム+討論+質問 ○行動提起