KC:バサーエフ、大停電と劇場火災に犯行声明

カフカスセンターによると、モスクワ地域の大停電は、チェチェンのムジャヒディーンによるものだという。5月27日に届いた、アミール・アブドラ・シャミル・アブ・イドリス(バサーエフ)による短いメールの声明によれば、24日から25日にかけて、破壊工作部隊がモスクワおよびモスクワ地区で特殊作戦を成功させ、ロシア中心部の電力を停止させた。

バサーエフによると:「われわれの破壊工作部隊はロシア帝国の中核にある重要なシステムを爆破することができたと考えている。この作戦による成果は予想を上回るものだった。現在われわれは、この攻撃結果についての情報を収集しているところだ。たったひとつ言えることは、ロシア当局はずうずうしくも<技術的支障>などと嘘をついて、われわれの作戦の成果を隠そうとしているということだ」


http://kavkaz.org.uk/eng/content/2005/05/27/3828.shtml

また、5月26日のスタニスラフスキー劇場の火災については、次のように声明している。

「ロシア・とくにモスクワの経済、社会、政治、行政、文化プロパガンダ施設に対する破壊工作を行うわれわれの部隊のひとつから受けた連絡によれば、5月26日から27日にかけて特殊作戦を行い、スタニスラフスキー劇場への攻撃を成功させた。ゼルミハン・ヤンダルビエフ*1に対する卑怯な暗殺のあとで誓ったとおり、われわれはロシア全体での爆破、狩り、放火、ガス爆発などを実行する。なかでも今日、アラーの慈悲によって、ロシア人もふくめて多くのムスリムたちがジハードの道に足を入れ、非ムスリムのシンパたちも行動をともにしている。したがって、われわれの可能性は日々増している。すべては神の御心のままにアッラーフ・アクバル!」

http://kavkaz.org.uk/eng/content/2005/05/29/3832.shtml

*1:チェチェン第二代大統領。2004年にロシア工作員カタールで暗殺した