投票準備の終り

http://www.watchdog.cz/?show=000000-000004-000001-000176&lang=1
November 18th 2005 ? Prague Watchdog / Lecha Sadayev

議会選挙の準備はほぼ終わったと、チェチェン選挙管理委員会のイスマイル・バユハノフ委員長は記者会見の場で語った。バユハノフによると、今回の選挙人名簿には59万6千人が掲載され、その中には3万4千人のロシア軍人とその家族が含まれるという。58の議席に対して、353人の候補者が立候補している。
選挙期間中の違反行為は報告されていないという。

選挙監視員は、アラブ諸国連合(LAS)、イスラム会議機構(OIC)、CIS
上級委員会から、それぞれ送られることになっている。西側からは、欧州評議会議員総会(PACE)が、5〜6人からなるグループを派遣する。PACE側はチェチェンでの状況の調査のための「ファクトファインディング・ミッション」と呼んでいるが、ロシア側のメディアでは、これを「オブザーバー」と伝えている。

11月17日から、すべてのチェチェンの学校は選挙が終わるまでの休校期間に入った。多くの学校が、選挙会場に指定されているためだ。

クレムリンは、選挙を11月27日に設定した。チェチェン議会は、共和国評議会と、人民議院の二院制となる。今までのチェチェンでの議会選で、民主的だったものは一つもない、という批判の声もある。