イングーシでロシア軍部隊への攻撃(ロイター版)

今回攻撃を受けたのは内務省軍の10台の車列で、主にRPG(ロケット推進グレネード弾)と機関銃による攻撃を受けた。40名の死者が出ているという報告に関して、現地の内務省報道担当者は「正しくない」と答えた。

襲撃地点はムジチ村とガラシキ村の中間地点で、ナズラニから東に25キロの場所。現在、当該エリアは内務省軍によって封鎖され、捜索が続けられている。

ムジチ村の住民によると、現在村が封鎖され、上空をヘリコプターが旋回している。地上では各戸のパスポートチェックが続いている。

イングーシのウェブサイト「ingushetiya.ru」(最近主催者が警察に射殺された)によれば、死傷者の数は当局発表よりかなり多いとし、襲撃も2度にわたって行なわれたと報道している。第一回目の攻撃で50名、増援に駆けつけようとした別の車列への攻撃で2名が死亡したという。

一方、17日にイングーシで予定されていた、ingushetiya.ru の主催者エブロエフ氏の射殺事件への抗議デモは、主催者の一人が逮捕されたために中止された。現地当局は「デモに許可は与えていない」という。

イングーシの他の地域では、爆弾を積んでいたと思われる自動車の自爆なども発生している。

http://www.reuters.com/article/homepageCrisis/idUSLI561594._CH_.2400