チェチェンニュース Vol.08 No.14 2008.12.13

http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20081213 (HTML版)
発行部数:1602部

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INDEX

* さよなら、マゴメッド!―― アンドレイ・バビツキー
* ガーディアン:"ロシアでジャーナリストになることは自殺である"
* アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺から2年
*「ユーラシア研究」にチェチェンの論文
* チェチェン戦争の現実を伝える写真展がプラハで開催
* バイエフ医師についてのニュース 放送されました
* イベント情報

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■さよなら、マゴメッド!

 2008.09.01 プラハ・ウォッチドッグ/アンドレイ・バビツキ―寄稿

【記事について】 イングーシで殺害された反体制派ウェブサイトの主催者、マゴメッド・エブロエフ氏にあてられた、ラジオ・リバティーのバビツキーによる追悼文です。ポリトコフスカヤなきあと、ロシアやチェチェンから、顔の見える通信が途絶えていた・・・と考えたのは私の勝手な思い違いで、こうして努力している人はいたということがよくわかります。

「復興が進んでいる」とされるチェチェンのすぐ隣で、チェチェン戦争で使われたのと同じ戦術が始まっています。それは、ロシア第42軍など、この地域で活動している面々は同じで、矛先だけが変わっているからだと思います。アムネスティ・インターナショナルの記事も後で掲載します。(大富亮/チェチェンニュース)
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 わけあって、私はマゴメッド・エブロエフの訃報を聞いた時、すぐに携帯電話を開いて、アドレス帳を調べた。彼の名前は、何事もなかったように表示されていて、まるでいつでも連絡の取れる、生きている人間のようだった。ダイアルキーを押せば、あの馴染み深い声を聞けるかもしれないと思った。けれどもしなかった。私くらいの歳になれば、電話をかけたって人の命が戻ってこないのは、身にしみてわかっている。

 私たちが初めて会ったのは、何か月前かにヘルシンキで開かれた人権フォーラムの場だったが、それまでにも電話ではたびたび話し合っていた。「勇敢で、妥協知らずの不屈の闘士」。ヘルシンキで初めて会うまで、私はそんなマゴメッドを想像していたのを思い出す。たった一つの真実のために自分を捧げ、限界など感じさせない人物。

 イングーシェティア.ruというウェブサイトの、発起人であり、持ち主であり、実際には編集者でもあったマゴメッドのやりかたは、忍耐強さや上手なバランスの手本のようだったとは、言いがたい。このサイトの特徴は、激しい討論の盛り上がる「フォーラム」や、イングーシ当局への怒りの非難だったので、きっと民族ボリシェビキ党の闘士であるエドワルド・リモーノフ(ロシアの作家。反体制派の戦闘的な民族主義者)に似た若者だろうと思っていた。

 けれども、その想像は裏切られた。モスクワからプラハに着陸した飛行機から降りてきた男は、もう若者ではなかった。やや当惑したような表情を浮かべてはいるが、きわめて知的だった。スーツにネクタイを締め、書類カバンを持ち歩く姿は、なかば忘れかけていた、ソビエト時代に出会ったある公僕の姿――落ち着いていて、繊細で、自分の回りにどんな小さな問題もかかえないように気を使っている――を思い出させるくらいに。まるで農業試験場の技師か、どこかの工場からやってきた職長か。

 しかし、その第一印象も間違いだった。かつて検察官事務所の事務員だった男の、控えめな外見の下に隠れていたのは、はかりしれないバイタリティーと、博覧強記だった。数日間滞在したホテルで、彼自身驚くようなこれまでの顛末、彼のもうひとつの政治的キャリアが語られた。

 もっとも重要だったのは、野党勢力のリーダーになるという運命は、彼が欲してもいなければ、選び取ったものでもないことだった。検察官事務所の職を辞して外の世界に出たとき、彼は将来こんな立場に立たされるとは思いもしなかった。彼のビジネスは軌道に乗っていたが、あるとき、ウェブサイトを始めることを考えた。イングーシ人の歴史や文化、伝統についての知識を普及させるためのもので、それ以上のものではなかった。

 ところが、状況がそれを許さなかった。そのサイトのフォーラムの内容は急激に変化し、政治の臭いが充満するようになり、歴史や文化も、危険な政治的文脈の中に置かれることになった。どんな討論がなされていたかって?

――まず言えるのは、イングーシェティア.ruが、イングーシとオセチアの間にある紛争(かつてイングーシ領だったプリゴロドヌイ地区が、第二次大戦後になると隣接する北オセチア共和国に併合され、この土地をめぐって92年にも武力衝突が起こった)についての、オセチア人に対する終わりなき不平の声の書き込まれる場になったことだ。また、フォーラムの討論の重点は、次第にロシアの対テロ作戦、つまり、特殊部隊と現地の当局が銘打って人びとを誘拐、殺害していることに移っていった。

 こうしてイングーシェティア.ruは、北コーカサスで最もよく読まれるサイトになった。一方で当局側はこのサイトを潰すのに躍起になった。マゴメッドのアイデアは常に非難の洪水にさらされることになり、彼はお尋ね者のリストに載るだけでなく、実際にイングーシ中を追い掛け回される羽目になった。両親の家で鳴りをひそめているとき、彼の父親は、反体制活動をやめるよう強く勧め、本人もそうしようと答えたが、これはイングーシの伝統が、両親の考えに反してはならないと定めているからだった。だから表向きはそんな風に振舞った。

 しかし実際には、マゴメッドも彼自身からは逃れられない。マゴメッドは「私は投票していない!」というスローガンの運動で役割を果たしていたし、議会に代表者を送り込めずにいる人々についての情報を集め、ムラート・ジアジコフ大統領(FSB出身でプーチンに任命された権力者)の辞任と、ルスラン・アウシェフ元大統領(チェチェン戦争に反対してプーチンに引き摺り下ろされた)の再登板を訴える署名集めのために資金を出したりしていた。一番最近の反体制派のキャンペーン――イングーシのロシアからの分離を求める署名活動――は、政治的挑発でも、過激主義でもなかった。それはマゴメッド・エブロエフの見た状況からの帰結だった。ジアジコフと特務機関がイングーシの人びとを殺しつづけるなら、そこからの独立を呼びかけるしかないと感じていたのだ。

 ジアジコフはといえば、ヒステリーと分裂症とをないまぜにした嫌悪感をマゴメッドにぶつけたかったが、法的にこのサイトを閉鎖することができなかった。そこで部下たちは150万ドルからの値段でこのサイトを買収しようとした。最近、ジアジコフは公式に共和国政府の部下たちを非難しはじめた。ある閣議で彼はエブロエフの仕事をやめさせるような「真の男がどこにもいない」と言い立てた。しかしその後で「真の男」はとうとう見つかったのだ。武器を持たない男の頭に、至近距離で二発の弾丸を打ち込むことをためらわないような奴が。

 マゴメッドは、生まれながらの闘士というわけでもなかったし、恐いもの知らずの騎士でもなかった。偶然、彼は政治につかまってしまい、死ぬまで放してもらえなかっただけだ。私は、イングーシ反体制派の中心人物が、その支援者に囲まれながらも、命令らしきことなどせずにいることが興味深かった。彼は仲間たちの人間的な欠点にはとても寛大だった。たとえば仲間が運動に必要な作業をさぼっていても、彼は咳払いをしてみせたり、手を降ったりしてみせるだけで、叱責したりはしなかった。

 私は彼のサイトについて、とくにオセチア−イングーシ紛争についてのフォーラムには、過激な意見が多くて、読んでいて辟易すると感想を言った事があるが、彼は、確かにそうだと言いつつも、特に手を打つことはしなかった。彼は編集者としてのスキルがあったわけではなく、人びとと一緒に運動をすることも知らなかった。それなのにどうしてムラート・ジアジコフの最悪の敵になったのか? 答えは簡単だ。彼はおとなしい人物ではあったが、イングーシの人びとが虐殺されていると信じて疑わなかったからだ。

 彼に欠点があったとしても、それは過去のものでしかない。マゴメッドは死んでしまったのだから。数十人の警官が、たった一人の人間を逮捕し――彼の武器は銃ではな、カバンに詰め込まれた書類だけだったのだが――白昼堂々と銃殺した。しかし、イングーシとロシア政府の欠点は解決されないだけでなく、何倍にも大きくなっていくだろう。マゴメッド・エブロエフがしてきた運動は、イングーシの独立ということも含めて、抽象的な政治目標から「理想」に変化した。それを彼は命で贖ったのだ。運動は一人歩きを始め、より遠大なものになっていく。

 ジアジコフは政治家としても、一人のイングーシ人としても、エブロエフの死から逃れることはできないだろう。こんな時代にあっても、臆面もなく政敵を殺してしまうのは論外だ。クレムリンはあいかわらず敵の死に責任をとろうとはしないが、ここにあるのはもっとも露骨で、恥知らずで、卑怯な殺人だ。イングーシの人びとも、伝統も、決してマゴメッドのような人を殺したことを許さないだろう。

 さよなら、マゴメッド。君がもうここにいないことがなにより悲しい。
 さよなら、ムラート・ジアジコフ。この名の男に、よき未来はもうないだろうから。

http://www.watchdog.cz/?show=000000-000004-000002-000055&lang=1

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■ガーディアン:"ロシアでジャーナリストになることは自殺である"

 ロシアは記者になるのが世界でもっとも危険な地域のひとつです。アンナ・ポリトコフスカヤ殺害の裁判が続いているなか、リューク・ハーディングがひとりのエディターの命をかけた戦いをリポートしました。今回はこのガーディアンの記事を和訳します。ロシアにおける「表現の自由」の状態が劣悪であることはすでに何度も指摘されてきたことですが、ひとりひとりのジャーナリストの戦いを知ることは、それが何度であろうと決して無駄なことではないでしょう。「ロシアでジャーナリストになることは自殺である」。この言葉はとても心に突き刺さりました。(藤沢和泉)

 つづきを読む http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20081127/1181315417

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アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺から2年

 少し遅くなってしまいましたが、アンナ・ポリトコフスカヤについて、アムネスティ・インターナショナルの川上園子さんが朝日新聞のコラムを執筆されましたので、紹介します。

 「ポリトコフスカヤ暗殺は、ロシア、とりわけ北コーカサスのジャーナリストやNGOスタッフが現在置かれている危険な状況を象徴する事件といえる。――ここ数年、北コーカサスで警察や治安当局などが関与する人権侵害の報告が増加しているという。北コーカサスのジャーナリストやNGOスタッフらは、頻発する当局による人権侵害を告発しようとしているが、それによって自らが脅迫、嫌がらせを受けている。

 今やロシアでは、真実を追究し情報を配信すること、政権に批判的な意見を表明することは、最も危険な行為なのかもしれない。

アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺から2年― [11/18朝日新聞]
http://www.asahi.com/international/shien/TKY200811180286.html

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■「ユーラシア研究」にチェチェンの論文

「欧州のチェチェン難民の急激な増加により、チェチェン問題への関心が再び高まっている――」ユーラシア研究所の発行している「ユーラシア研究」の最新号に、富樫耕介さんの論文「第二次チェチェン戦争の経緯と現在の課題」が掲載されました。チェチェンの最近の状況について、簡潔にまとめられていますので、大型書店などでお買い上げください。

 くわしい情報: http://www.toyoshoten.co.jp/magazine/index.html

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チェチェン戦争の現実を伝える写真展がプラハで開催

 プラハにある元チェコ大統領のヴァーツラフ・ハヴェル・ライブラリーで、論争を呼ぶ写真展が開催された。そこでは、ロシアがチェチェン共和国独立運動を阻止しようとして軍隊を派遣した、第一次、第二次チェチェン戦争期に撮影された写真が展示されている。

 「チェチェン:最終解決(※)」と題されたこの展示会は、ポーランドの権利擁護活動家、アダム・ボロフスキーによって企画された。展示には生々しい暴力シーンがいくつも含まれている。(訳/藤沢和泉)

(※)「最終解決」とは、ナチスドイツが「ユダヤ人問題の最終的な解決」としてホロコーストを行った際に使われたことから、大量虐殺について論じる時にしばしば用いられる用語である。

 つづきを読む http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20081201/1181315417

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■バイエフ医師についてのニュース 放送されました

 ここで録画を見ることができます。10分間の短いものですが、とてもわかりやすくまとまっています。

http://chechenchildren.jpn.org/

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■イベント情報

  パレスチナイスラエルのイベント情報は「アル・ガド」をご覧下さい。
http://d.hatena.ne.jp/al-ghad/

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 ●1/17,18 新橋:アムネスティ・フィルム・フェスティバル
                     (『アンナへの手紙』上映あり)
  今日、映画を観る自由があった。
  私たちが当たり前に思っていることさえかなわない人々がいる。
  その人々のことを知ろう。

http://www.amnesty.or.jp?aff09


●12/13 中野:自由民権21 時代を変える!
世界的金融破綻から生まれる新社会秩序の可能性について

金融危機大恐慌に直面する世界。
この危機から、新しい社会の可能性を切り開くことはできるのか。
慶応大学経済学部教授の金子勝氏に聞く。

href="http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20081207/1228625471


●12/13 早稲田:軍の廃止 日韓ともに展望しうるか

「全裸の反戦男」あらわる!
韓国徴兵制に反対し、戦車の前に立ちはだかる姜義錫23歳。
力を合わせれば、軍は廃止できるはずだ――

http://panda1panda2.web.fc2.com/


●12/13 広島:どうなる?瀬戸内海―もし上関原発が着工し稼動したら―

上関、そして瀬戸内海が危機に瀕している。
もし原発が稼働したら、瀬戸内海はどうなるのか?
環瀬戸内海会議顧問の湯浅一郎さんの講演会。
  特に、広島の漁業者・牡蠣業者や、商工業の方々に知ってほしい。

http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20081113/1226538296


●12/13 五反田:特別シンポジウム「どうなる?資源大国ロシア」

資源大国ロシアは、国際金融危機アメリカ・ドル体制が大きく揺らぐ中、
大きな注目を集めている。エネルギー、経済、政治体制を第一級の
専門家が語る。参加費無料。

http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20081114/1226663555


 ●12/13 御茶ノ水:「終焉に向かう原子力」(第7回)

なぜ、六ヶ所再処理工場の運転を阻止しなければならないのか。
密かに進む日本の核武装計画を決して許してはならない。
研究者と気鋭のライター、作家が語る。

http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20081016/1224110381


●12/14 千石:ほんものの和解を-人道支援と戦後補償、そして日朝国交樹立

北朝鮮を巡る国際環境は変化しているが、
日本政府は強硬姿勢を変えず、孤立を強めている。
粉ミルク支援を続けてきたグループが、和解への課題を探る。

http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20081117/1226931129


●12/16 高田馬場:日本でオルタナティブメディアが成り立つ条件とは何か

なぜ日本ではオルタナティブメディアが成り立たないのか。
日刊ベリタ、アクセスジャーナルなどの現状を比較、検証する。
マスメディアの危機に応えられるオルタナティブを目指して。

http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20081203/1228310034


 ●12/18 蒲田:カテリーナ クリスマス☆コンサート

ウクライナの歌姫、カテリーナさんの民族楽器による演奏と歌。

http://www.kateryna-music.com/main/index.html


●12/18 高田馬場:民衆と自衛隊 田母神俊雄発言の核心はここだ

田母神氏のような人物が、なぜ航空自衛隊のトップに就けたのか。
軍事評論家の前田哲男氏をゲストに、旧日本軍からの連続性、
軍事思想教育と米軍再編問題など、多角的に問題を検証。

http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20081203/1228310187


 ●12/20 御茶ノ水:連続セミナー・<ナクバ60年を問う
     第4回「アラファート時代と自治政府─抵抗/権力の課題に向き合う」

  抵抗の内部にも、命ずる者と命じられる者がいる。
  英雄でありつつ、独裁者でもあったアラファートのイニシアチブとは、
  なんだったのか。私たちの権力観を問うためにも。

http://midan.exblog.jp/10200596/


●1/8 春日:広河隆一アーカイブス・パレスチナ1948NAKBA 完成報告と試写会

イスラエル建国=パレスチナ人のナクバ(大惨事)から、60年。
ついに完成した決定版アーカイブス。序章を公開。

http://www.daysjapan.net/event/event081024_01.html

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■映画・写真展など


●12/20- 渋谷:『チェチェンへ アレクサンドラの旅』

孫へのまなざし 平和への祈り ロシアから見たチェチェン

http://www.chechen.jp/


 ●『ビリン・闘いの村』

パレスチナ暫定自治区ヨルダン川西岸のビリン村。
若者たちは非暴力の闘いに立ち上がった。

http://www.hamsafilms.com/bilin/


 ●『おいしいコーヒーの真実

世界第三位のコーヒー消費国日本。
あなたがスターバックスで支払ったコーヒー代はどこに行く?
コーヒー好きの誰もが見るべき映画です

http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/


 ●『光州5.18』

韓国現代史や民主化運動に関心を持つきっかけに。
1980年、韓国で起きた<光州の悲劇>を完全映画化

http://may18.jp/

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