バサーエフふたたび

チェチェン独立派の新大統領、サドゥラーエフのインタビューが、数日前にラジオ・リバティーに公表された。この中で同大統領はテロリズムに対して強く批判したはずなのだが、今日になって入った情報は、シャミーリ・バサーエフとの連携を示唆するものだった。以下はカフカスセンターより。

ChechenWatch:チェチェン国家防衛評議会開催

チェチェンサイト「カフカス・センター」が6月5日づけで報じるところでは、およそ10日前に、チェチェン共和国内で、チェチェン共和国(イチケリア)大統領、アブドゥルハリム・サドゥラーエフが主宰して、国家防衛評議会(GKO=MS)の会合がもたれた。この会議にはGKO=MSのメンバーを構成する各戦線・戦区の司令官およびシャミリ・バサーエフ、ドク・ウマーロフ、アフメド・アヴドルハーノフら高名な指導者達が参加した。

カフカス・センター」にこの情報を送ってきた情報源によれば、GKO=MSの会議では、軍事問題だけでなく人事問題が討議され、新たな副大統領が決定されたという。しかし、この情報源は、誰が副大統領に選出されたのかについては、語らなかった。

http://www.kavkazcenter.com/russ/content/2005/06/05/34746.shtml