ロシア政府−親ロシア派間の権限協定遅れる

チェチェン親ロシア派政府とロシア連邦政府の権限協定が準備されていたが、今のところ無期限に延期となっている。南部連邦管区のコザク大統領代表のスポークスマンによれば、「協定案は、南部連邦管区当局とモスクワ当局の間で検討を続けている。重要な修正点が残っているためだ」とした。チェチェン親ロシア派政権(傀儡)のアルハノフ大統領は、6月中旬の締結を見込んでいた。アルハノフ側では「(基本的には)同意できない点はない」としているが、チェチェンが集中的経済地域に指定されるか否かが唯一問題だとしていた。

RFE/RL NEWSLINE Vol. 9, No. 123, Part I, 29 June 2005