グローズヌイのカフェで自家製爆弾、8人が負傷

 ロシア非常事態省の消息筋によると、6月9日、チェチェンの首都グローズヌイのカフェで、連続して二度の爆発があった。複数の当局者の見解は、自家製爆弾と単なるガス爆発に分かれている。
 非常事態省南部事務所の職員マラート・プロコペンコフによると、二個の小型爆発物が屋外カフェに置かれ、警察特殊部隊の5人の警察官と、3人の市民(うち女性2名)が負傷した。女性は軽傷で、現在治療中だという。
 別の警察関係者は、負傷者数を11名とし、うち6人が警察官で、うち数名は死亡した。この関係者は爆弾によるものとは限らないと、匿名を条件にコメントした。
 9日の朝、ロシア軍の部隊を輸送中の列車が、チェチェンの東に接するダゲスタン共和国のハサブユルトで何者かに銃撃され、兵士1名が死亡した。他にも、8日にはイングーシ共和国のナズラニ近郊で兵士1人が銃撃され、死亡している。

http://www.iht.com/articles/ap/2008/06/09/europe/EU-GEN-Russia-Caucasus-Violence.php