ラムザン、警察部隊の権限拡大を要求

親ロシア政権の第一副首相である、ラムザン・カディロフ(親ロシア私兵集団のボスで数々の人権侵害を引き起こしている)は、グデルメスで28日に、「チェチェンの警察はテロリズムと犯罪に対抗するために、もっと強い権限を与えられる必要がある」と語った。ラムザンによれば、チェチェンは他の88の連邦構成体と同様、一人前の内務省を持つべきであるという。現在の親ロシア派の内相ルスラン・アルハノフ(アル・アルハノフとは無関係)は一方で、チェチェン警察はその任務を効果的に果たしていると、タス通信に語った。しかしアルハノフは、警察がボロジノフスカヤのような場所に対して掃討作戦を行なうようなことがあれば、チェチェン当局(親ロシア派)は権威を落とすだろうと語った。

RFE/RL NEWSLINE Vol. 9, No. 123, Part I, 29 June 2005